卵アレルギー

卵にアレルギー反応が出た1歳の息子…その後の与え方は?

子どもに食品アレルギーがあると、栄養のことや将来への影響が気になるものです。卵アレルギーが出たものの、医者からは今までと同じ量の卵なら食べてよいといわれたお子さんのママから、卵の摂取のさせ方について相談が寄せられました。看護師さんたちの答えとは。

ママからの相談:「1度アレルギーが出た食べ物の摂取の仕方について」

1歳の息子は、9カ月の頃に卵のアレルギー反応が出ました。医者からは完全除去をしなくてもよいが今までと同じ量の卵だけにし、それ以上の量を摂取しないようにと注意されました。しかし、1度アレルギーが出た物を食べさせるのは怖くて、本当にごく少量しかあげられません。栄養はほかの食材でカバーしているのですが、食べさせないといつまでも卵が受け入れられない体質になりますか。どのように摂取させたらよいでしょうか。(30代・女性)

完全除去も不要、無理に食べさせることも不要

医師の判断では、完全除去しなくても問題ない程度の症状だということですから、少量食べさせても大丈夫です。とはいえ、どうしても食べさせなければならないということもありません。

アレルギーを克服するのは、なかなか時間がかかるものです。基本的には、そのかかりつけ医師のおっしゃる通りの方法で間違いありません。アレルギーで出現する症状によっては、しばらくは完全に除去するべきものもあるとは思いますが、先生が『完全に除去しなくても大丈夫』という判断をしているのであれば、そう重篤な症状ではないのでしょう。(看護師)
卵が食べられなくても、タンパク質は他のものでも摂れますから、アレルギー症状があるときは、無理に食べさせないようにしてください。(産科看護師)
子どものアレルギーは、成長とともに改善されることが多いので、アレルギーのリスクを冒してまで食べさせる必要はないでしょう。また今後も、初めて食べさせるものは、薄めたものを少量から始めてください。(産科看護師)

卵そのものよりも、お菓子や茶わん蒸しなど薄めたものを

耐性をつけるために少量ずつ与えるのであれば、ゆで卵のような卵そのものではなく、お菓子やプリン、茶わん蒸しなどのように加工したり薄めたりしたものを食べさせるほうがよいようです。

タイミングとしては、かかりつけ医師のアドバイスが確実なので、したがっていただければと思うのですが、少量でもアレルギー反応が出てしまうのであれば、まずは完全除去が適当でしょう。反応が出ないのであれば、卵の量は勝手に増やさずに、少量ずつ与え続けて耐性をつけていくほうがよいでしょう。卵を与えるということよりも、卵成分が入っている子ども用のお菓子から食べさせてみることも、有効かもしれません。(看護師)
完全除去しなくてよいのでしたら、卵そのものではなく、茶わん蒸しや出汁巻き卵、プリンなど薄めたもの、天ぷらやケーキなどの加工品を食べさせてください。(産科看護師)

完全除去しなくてもよいと医師からいわれたのであれば、卵を断つ必要はありませんし、無理に食べさせる必要もありません。耐性をつけるため少量ずつ食べさせる場合、卵そのものではなく、卵成分が入っている加工品を与えるようにしましょう。


2015/11/17

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