排臨

陣痛~排臨(はいりん)~誕生!知っておきたい出産の流れ

分娩は、どのような流れで進むものなのか、知っていますか?分娩の流れを3つに分類し、1つずつ説明していきたいと思います。分娩に対する不安は誰もが抱きます。けれど、出産の流れを知っておけば、少しは不安が軽減されるでしょう。

分娩第一期

陣痛が10分間隔になってから、徐々に子宮口が開き、10センチ程度までになる時期です。陣痛は必ずしも10分おきに規則的になってから強くなるわけではなく、15分おきと5分おきを繰り返しながら徐々に強くなる人もいます。欧米ではこの段階を「子宮口が3センチまで開いてから全開大になるまで」と定義されています。

新しいゴム風船を膨らませる時、最初の一息が1番大変で、少しでも膨らむとそれを大きくしていくのは意外と簡単です。それと同じで、子宮口も3センチまでが1番開きにくく、最初の2センチが開けば、あとは平均1~1.5時間で1センチずつ開いていくのです。

この頃にはお母さんはいきみたいのを我慢しているはずです。けれど、子宮口が開ききらないうちにいきんでしまうと、子宮口が咲けてしまい大出血が起こったり、赤ちゃんが圧迫されて苦しくなったりするので、助産師さんがいきんでもいいと言うまでは我慢することが大切です。

分娩第二期

陣痛の波とともに赤ちゃんの頭が見え隠れした後、赤ちゃんの頭の1番大きな部分が膣口を通過し、赤ちゃんは誕生します。いよいよいきみ始めるのですが、1度や2度のいきみで生まれるケースはごくまれです。通常は30分から1時間、何度もいきみ続けて、やっと初めて赤ちゃんの頭が見えてきます。果てしない作業のように感じられることもありますが、赤ちゃんは確実に降りてきています。諦めずにいきみましょう。

分娩第三期

赤ちゃんの誕生後から胎盤が出るまでの時期です。医師が臍帯(へその緒)を引くか、自然な娩出を待ちます。この時期は大量出血の可能性が最も高く、注意が必要です。

各分娩の所要時間について

・分娩第一期
陣痛がリズミカルになり、子宮口が4センチほど開いた状態である潜伏期までは、初産婦で12時間、経産婦で5時間ほど。子宮口4センチから10センチに開きく活動期は初産婦で3時間、経産婦で2時間ほどと言われています。

・分娩第二期
子宮口が完全に開いてから赤ちゃんが産まれるまでのこの段階は、初産婦で平均45分から60分間。経産婦では15分から30分ほどです。

・分娩第三期
赤ちゃんが産まれてから胎盤を娩出するまでの段階です。この段階は数分間で終わるのが一般的ですが、最大で30分ほど続くこともあります。

いかがですか?分娩の流れはお分かりいただけたでしょうか?赤ちゃんに会える楽しみと出産の不安が入り混じっているかと思いますが、こうして頭の中でシュミレーションしておくことはとても大事ですので、しっかり繰り返し行なっておきましょう。


2015/11/20

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