分娩監視装置

2015/11/26

分娩監視装置って何のためにつけるの?

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分娩監視装置って何のためにつけるの?

健診で分娩監視装置をつける検査があるのをご存知ですか?ノンストレステストと呼ばれる検査です。今回はこの検査についての、どんな検査なの?いつから行なうの?グラフの見方は?といった疑問にお答えしていきたいと思います。

分娩監視装置を使って行なうノンストレステストについて

分娩監視装置とは、赤ちゃんの心拍や胎動を調べて、赤ちゃんの状態をチェックする装置のことです。そしてノンストレステストとは、陣痛がない状態の時におなかに分娩監視装置をつけ、赤ちゃんの様子や子宮収縮の状態を調べるテストのことです。赤ちゃんの心拍を測るセンサーと、お母さんのおなかの張り(子宮収縮)を調べるためのセンサーの2種類のセンサーをつけて行なわれます。

また、検査中に子宮収縮が起きた場合、赤ちゃんの心拍数がどのように変化するのかも調べることができます。子宮収縮が起こると胎盤の血液の流れが減少するため、赤ちゃんにとってはストレスなのですが、お産の予行練習とも言えるこのストレスに耐えられる力があるかどうかを見ることができるのです。

ノンストレステストは、いつから行なうの?

ノンストレステストは、一般的に妊娠34週以降の妊娠後期に行なわれますが、おなかの赤ちゃんの状態によっては28週以前に行なわれることもあります。時間は40分ほどで、すべてのお母さんが対象となります。なぜ40分なのかというと、赤ちゃんは睡眠と覚醒を20~30分毎に繰り返しているからです。つまり、40分あれば、赤ちゃんが必ず覚醒している時間があるため、検査結果が有効になると考えられるためです。

分娩監視装置でのグラフの見方について

ノンストレステストの結果を表すグラフは2つの波線で表されています。上の波線が赤ちゃんの心拍数を表すもので、元気であれば自然にゆらぎます。そして下の波線は子宮収縮を表し、山ができるときは子宮が収縮している時です。予定日に近づくほど、山が増えていきます。もしも、お母さんの弱い子宮収縮でも赤ちゃんの心拍数が頻繁に下がるようであれば、緊急帝王切開となる場合もあります。

分娩監視装置をつけたノンストレステストは赤ちゃんの健康状態を知るうえでとても大切なテストです。このテストの結果次第で出産方法が決まります。グラフの見方や検査方法など、わからないことがある場合はなんでも医師に相談しましょう。


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