分娩所要時間

2015/11/26

みんな知りたい!経膣分娩の分娩所要時間ってどのくらい?

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みんな知りたい!経膣分娩の分娩所要時間ってどのくらい?

産道を通り膣から赤ちゃんが生まれてくる分娩方法を経膣分娩と言います。経膣分娩は、第一分娩期、第二分娩期、第三分娩期の三段階に分かれており、三段階で要した全ての時間を足したものが分娩所要時間です。分娩所要時間は人によって大きく異なります。

経膣分娩ってなに?

経膣分娩とは、産道を通り膣から赤ちゃんが生まれてくる自然分娩のことを言います。経膣分娩の中でも無痛分娩は医療処置を行うため、経膣分娩に含まないという考えもあります。第一分娩期、第二分娩期、第三分娩期の三段階に分かれており、それぞれ人によって所要時間は異なります。そして、三段階の所要時間を合計したものを分娩所要時間と言います。

経膣分娩の流れや平均的な所要時間について知りたい!

経膣分娩は大きく分けると三段階に分かれます。経膣分娩はどんな風に進んでいくのでしょうか。また、初産の場合の平均的な所要時間はどのくらいなのでしょう。

1)第一分娩期
陣痛が規則的なものになり、子宮口が全開である10cmになるまでの間のことを言います。初産の場合の平均時間は10~16時間と言われていますが、個人によって大きく異なるため、あくまでも目安として考えておきましょう。

第一分娩期はさらに三段階に分けることができます。

・子宮口が0~3cm、陣痛の間隔が5~10分の第一段階
お腹が規則的に張りだしたばかりの状態です。痛みも生理痛くらいでさほど強くありません。気分をリラックスさせて過ごしましょう。

・子宮口が3~7cm、陣痛の間隔が2~5分の第二段階
痛みがかなり強くなってきている状態です。痛みの合間はしっかりとリラックスするようにしましょう。

・子宮口が7~10cm、陣痛の間隔が1~2分の第三段階
痛みに加えていきみたくなってきます。いきみたくなっても、子宮口が全開になるまではいきまないように、うまくいきみ逃しをしましょう。また、この段階で破水が起こることが多いです。

2)第二分娩期
子宮口が全開になってから赤ちゃんが生まれてくるまでが、第二分娩期です。初産の場合の平均時間は2~3時間で、陣痛室と分娩室が分かれている産院だと子宮口が全開になった頃に分娩室に移動します。第二分娩期に入ると、いきんでもよいという指示が出ます。周りの助産師や看護師のアドバイスをよく聞き、タイミング良くいきむようにするとよいでしょう。

3)第三分娩期
赤ちゃんが生まれてから胎盤が出てくるまでが第三分娩期です。所要時間は平均15分くらいと言われています。胎盤が出てくる際に弱い陣痛のような痛みがありますが、ほとんど痛くないため安心しましょう。また、胎盤が出たら子宮収縮剤を飲んだり、裂傷があった場合は縫合したりします。

第一分娩期、第二分娩期、第三分娩期の三段階を合わせた平均分娩所要時間は、初産で12~19時間くらいと言われています。長時間痛みと戦わないといけません。痛みの合間に食事をとったり、飲み物を飲んだりして体力を消耗しないようにしながら、出産するようにしましょう。

分娩時間は自分でコントロールできるの?

分娩時間を自分でコントロールすることは不可能に近いと言われています。もちろん、ウォーキングや運動をして体力をつけておいたりすれば多少は時間が変わるかもしれませんが、自由に分娩所要時間をコントロールすることはできません。

また、経産婦の場合は初産婦の半分の分娩所要時間だと言われています。経産婦は分娩の進みが早いということを覚えておいて、陣痛が起こったら早めに産院に連絡しましょう。


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