分娩第3期

赤ちゃんを産んだ後にも陣痛!?分娩第3期(後産)って?

分娩第3期(後産)とは、赤ちゃんを生んでから胎盤が出るまでのことを言います。胎盤を出すために軽い陣痛が起こり、胎盤が出てきます。自然に胎盤が出るのを待つこともありますが、出血が多い場合などは医師の介助のもとで子宮収縮薬を使い、胎盤を早めに出すことも多いです。

分娩第3期ってどういう状態?

分娩第3期とは、赤ちゃんを生んでから胎盤が出てくるまでの間のことを言います。後産とも言われています。個人差はありますが、胎盤が出てくるまでには数分から長くても30分ほどの時間がかかります。

分娩第3期にも陣痛が起こるの?

赤ちゃんを無事生んでほっとしていると軽い陣痛のようなものが訪れます。これは、赤ちゃんに栄養や酸素を送っていた胎盤が役目を終えて体外に出ようとするために起こる痛みです。陣痛のような痛みと言っても痛いと感じない人がほとんどです。

後産は、赤ちゃんを生んでから数分~20分後くらいまでの間に起こるものです。赤ちゃんを生んでから数分後に5分間隔で子宮の収縮が起こり始め、その収縮によって子宮から胎盤がはがれます。そして、胎盤を取り囲んでいた卵膜と共に胎盤が娩出されるのです。

胎盤を娩出するための痛みが始まってから胎盤が娩出されるまでの時間は、5~10分ほどです。そのため、赤ちゃんを無事生んだという安心感に包まれている産婦は、胎盤を娩出したことに気付かないこともあります。また、胎盤の娩出は医師がマッサージなどを行い人工的に行う場合も多々あります。

胎盤を娩出するときに医学的な処置を行うの?

胎盤が自然に出てくるのを待っていると出血量が増える危険性が高くなるため、子宮収縮薬を使用し早めに胎盤を娩出させる場合もあります。マッサージなどを行って子宮から胎盤をはがすようにすることもありますが、直接手で子宮から胎盤をはがす場合もあります。お腹を上から押さえて出される場合もあるため、そのような処置が痛いと感じる人は多いです。

子宮が娩出されると、医師や助産師が子宮の中の胎盤がはがれた部分がきちんと止血しているかどうか、子宮が収縮しているかどうかの確認をします。

赤ちゃんを生むときに会陰切開をしていたり裂傷があったりした場合には、縫合を行います。この縫合で使う糸は、ほとんどの場合が溶ける糸です。そのため、抜糸する必要がありません。

縫合などが終わると、産褥ナプキンをあて、産褥ショーツをはいて分娩室で2時間ほど過ごし、分娩が終わります。


2015/11/26

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