経腟分娩(自然分娩)

今から知っておこう!経腟分娩(自然分娩)の流れ

妊娠して出産の日が近づいてきたら、考えたいのが分娩スタイルです。できるだけ自然にお産したいという方もいることでしょう。ここでは、経膣分娩(自然分娩)について解説します。

経膣分娩ってどんなもの?

経膣分娩とは、自然な形で赤ちゃんを生む方法です。赤ちゃんは産道を通り、膣から生まれてきます。自然分娩は、可能な限り医療的な介入を取り入れずに行う経膣分娩のことを指します。ただ、陣痛促進剤やバルーンを使用した場合でも経膣分娩であれば自然分娩と呼ぶことが多いです。無痛分娩も経膣分娩ではありますが、自然分娩には含まれないことが多いです。

経膣分娩(自然分娩)の流れ

・おしるしがある
「おしるし」とは、おりものにピンクや茶色の血のようなものがまざったものです。おしるしがあったあとに陣痛が始まるのですが、その期間は人それぞれです。おしるし直後に陣痛が来て出産した方もいますし、数日後に出産したという方もいます。

・陣痛がくる
陣痛は生理痛のような痛みですが、大きく違うのは痛みが定期的に来る点です。痛みが治まったら、次の痛みが来るまで何分くらいあるか計りましょう。痛みはだんだんと強くなり、間隔は短くなってきます。初産の場合は10分、経産の場合は15分間隔になったら病院に連絡をしましょう。

・破水する
膣から水が出てきます。破水の量は人によって違う為、量が少ないと尿漏れなどと勘違いする場合もあります。自分で力を入れても止めることができない場合は破水している可能性が高いです。破水後は感染症を防ぐためにもすぐに病院へ連絡して向かいましょう。

分娩期別で見る子宮とママの状態

・第一分娩期
陣痛が規則的に起こってから、子宮口が10センチの全開状態になるまでが第一分娩期です。子宮口が全開になるまでの時間は人によって大きく異なりますが、平均で10時間~16時間ほどと言われています。子宮が8センチ程度まで開き始めるといきみたい感覚になります。しかし、子宮口が開ききらないうちにいきんでしまうと子宮が出血する場合もあります。また、赤ちゃんも圧迫されて苦しくなってしまうのでいきみ逃しをしましょう。

・第二分娩期
子宮口が全開になってから、赤ちゃんが誕生するまでを第二分娩期といいます。この段階になったらいきみ始めます。一度や二度ではなく、何度もいきむので体力を要します。平均的には子宮口が全開になってから2~3時間で赤ちゃんが誕生します。

・第三分娩期”
赤ちゃんが誕生してから、胎盤が出るまでを第三分娩期といいます。医師が処置をして胎盤を出す場合もありますが、自然な分娩を待つ場合もあります。胎盤が出るときにわずかに陣痛がある方もいます。胎盤が出て、全ての処置が終わるまでに平均15分~30分ほどかかります。

出産前にはいろいろな不安がつきものです。特に陣痛のことや、いきみ逃しをちゃんとできるかなどは妊婦さんにとって大きな心配のたねでしょう。自然分娩を望んでいるのであれば、分娩の流れなどをよく知っておくと良いですね。


2015/11/26

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