逆子分娩

逆子分娩は必ず帝王切開なの?

お腹の赤ちゃんが逆子だとわかった場合、自然分娩を希望しているママは帝王切開での出産になるのではないかと不安になりますよね。ここでは、逆子になる原因や逆子の種類、分娩方法などを具体的に説明していきます。

逆子の分娩方法はどう決めるの?

逆子の分娩方法は主に以下のことを見て決めます。
・赤ちゃんが逆子になっている原因が母体にあるか、赤ちゃんにあるか
・赤ちゃんの姿勢
・赤ちゃんの成長の具合
・母体の骨盤の形や、骨盤と赤ちゃんの頭の大きさのバランス
・産道の柔らかさ
産院の設備や医師の方針によっては、逆子の場合は必ず帝王切開にしているところもあります。また、逆子の原因が母体にある場合の子宮奇形や、赤ちゃんが原因の子宮内胎児発育遅延、前置胎盤など分娩前に逆子の原因がはっきりとしている場合は、妊娠の早い時期から帝王切開が決まることもあります。
経膣分娩が決まっている場合でも、赤ちゃんやママの体調によっては分娩の途中で帝王切開に切り替えることもあります。

逆子って治せるの?

・逆子が治せる確率
残念ながら現在、逆子を治す良い方法というものはありません。出産間近に逆子であった場合、頭位が戻る可能性は10%以下となっています。
・逆子体操の効果
現時点で逆子体操をすることによって逆子が治るという証明はされていません。妊娠30週で全体の15%~20%の赤ちゃんが逆子ですが、逆子体操をしている場合としていない場合の逆子での出産の確率に変化はありません。いずれの場合も5%の確率で逆子のまま出産となります。

陣痛が起こる前の破水に要注意

出産間近の臨月の状態でも逆子が治らない場合、特に注意したいのは陣痛前に破水する前期破水です。一旦破水が起きると、同時に臍帯脱出や臍帯下垂が起こる可能性があります。これはへその緒が赤ちゃんよりも先に出てしまうことで、へその緒が圧迫されて赤ちゃんに送る酸素や栄養が不足してしまう場合があります。時には赤ちゃんが大変危険な状態になるケースもあり大変危険な状態です。万が一陣痛前に破水と思われるものがあった場合にはすぐに受診するように心掛けましょう。


2015/11/27

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