臨月

臨月の赤ちゃんの状態とママが心がけるべきことは?

いよいよ臨月。お産が近付き、ママの体にも変化が現れる時期です。お腹の中の赤ちゃんもいつ生まれてもよい状態にまで育ち、お産に備えた準備をしています。この時期、ママはどのようなことを心がけておけばよいのでしょうか?

臨月の赤ちゃんはどのような状態?

妊娠36週目以降、妊娠10カ月が臨月です。臨月に入ったばかりの36~37週頃の赤ちゃんは、内臓や神経系統など体の機能もほぼ出来上がっており、肺呼吸の準備も整っています。腎臓機能が発達して水分の処理ができるようになり、肝臓機能も発達するため肌はピンク色になっています。生まれてすぐにおっぱいを吸うことができるように口周辺の筋肉なども発達し、4等身で皮下脂肪もつきふっくらとした状態。外見もすっかり赤ちゃんらしくなり、あとは生まれるのを待つのみです。

個人差もありますが臨月に入った頃は平均して身長47cmほど、体重2600g程度です。その後も赤ちゃんは成長を続け出産予定日直前には身長50cm前後、体重3100g程度まで成長します。

この頃の赤ちゃんは、ママのお腹の中で眠ったり起きたり、約20~30分おきに繰り返しています。臨月になって大きく育った赤ちゃんは、ママのお腹の中で自由に動くことができません。しかし動きは活発なので、キックなども強力になってきます。やがてお産が近付くと、赤ちゃんは骨盤の方に下がってきて出産に備えた姿勢を取ります。

この時期のママの体

臨月になると赤ちゃんが徐々に骨盤の方に下がってくるため、胃や心臓、肺への子宮による圧迫が少しずつ無くなり、動悸や息切れなどが軽減して、食欲が増進します。

一方、赤ちゃんが下がってくるため膀胱が圧迫され、ひん尿や尿漏れなどが頻繁に起こるようになります。また、脚の付け根などに痛みを感じることも。

この時期にママが心がけたいこと

臨月に入ったらいよいよ出産間近。いつ陣痛が始まっても大丈夫なように、出産に備えていくつかのことを心がけておきましょう。

□適度に体を動かして体力を養う
お産には体力が必要です。臨月にはお腹がかなり大きくなるため、おっくうで動きたくなくなったり、心配で外出できなくなったりということも。しっかり体力をつけておくために、気分転換を兼ねて散歩などの軽い運動をしておきましょう。

□体重管理をしっかりと
臨月になると胃の圧迫感が少なくなり、食欲が出て太ってしまうという人もいます。ただ、ここで気を抜いて太ってしまうとあとが大変です。1ヶ月で増加する赤ちゃんの体重は100~150gほど。出産まで気を抜かずに体重管理をしましょう。

□お産のイメージトレーニングをしておく
この時期になったら、もう一度お産の流れを復習しておきましょう。お産が始まってからパニックにならないよう、流れを確認してイメージトレーニングをしておくことが大切です。いきむときの呼吸法なども確認をしておきましょう。

□入院準備をすませておく
いつ入院することになっても良いように、入院に必要なものをまとめておきましょう。入院に必要なものは病院によって少しずつ異なりますが、リストは病院でもらえます。1人の時に陣痛が始まることもありますので、タクシーや病院の電話番号をすぐわかる位置に貼っておきましょう。自家用車で入院する場合は道の確認も忘れずにしておきましょう。

また最近は「陣痛タクシー」(マタニティタクシー)等と呼ばれるサービスを行うタクシー会社も増えてきました。事前に出産予定の産院を登録しておけるので、陣痛がきて苦しいときに道案内をしなくて済むなど、様々なサービスがあります。会社や地域により差がありますが、利用する場合は事前によく調べておくと安心です。

□健診は必ず受ける
36週目以降の検診は週1回。健診では、お産が近付いているかどうか、子宮口や赤ちゃんの状態などをチェックします。心配なことや気になることは診察の際に相談しておきましょう。


2015/11/27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事