子育てへの不安

3人目を妊娠中…生まれたら上の子たちとどう接すれば?

兄妹同士で年齢が近いと、どうしても下の子に手がかかってしまうものです。上の子にあまり構ってあげられないことを思い悩むママに対して、医師や看護師さんはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「3人目妊娠中の、上の子たちへの接し方について」

3人目の子どもを授かりました。嬉しい反面、上の子たちとどう関わっていけばよいか不安です。というのも2人目を妊娠したとき1番目の子をあまり構ってあげられず、4歳の今になって不安感から反動が出ている様子に後悔しているからです。3人目が生まれたら2番目の子がまた同じようになってしまうのではないかと切なくなり、兄弟同じように優しくしてあげられない自分が不安です。どんな気持ちで過ごせば、子どもたちが幸せでいられるでしょうか。(30代・女性)

赤ちゃん返りはよくあること、不安感はホルモンバランスも関係

妊娠したときの上の子の赤ちゃん返りは、よくあることです。ママの不安感は妊娠によるホルモンバランスの変化も影響しているかもしれません。

妊娠したときの上の子への対応は、多くのママが悩むことです。ママにとっては皆大事な子どもでも、新しい赤ちゃんの存在で、上の子が今までのように大事にされているか不安になってしまうのです。名前を呼ぶ順番やお風呂に入る順番など、ささいなことも敏感に感じて不安になります。赤ちゃん返りは、子どもが注目を要求する行動だといわれており、駄々をこねる、おもらし、わがまま、泣くなど、子どもによって様々です。(内科医師)
今は、妊娠初期で女性ホルモンが急激に増加しているため、ママも精神的に不安定になりやすい時期です。だからこそ不安に思ったり、切なく思ったりもするのでしょう。(内科医師)

あなたのことが大切だと、繰り返し言葉や行動で伝えてあげて

一番目の子へはスキンシップを心がけ安心感を与えてあげてください。子どもそれぞれに、あなたのことが大切だということを、言葉や行動で繰り返し伝えることが大切です。その思いを感じることで、子どもは赤ちゃんのことも受け入れることができるでしょう。

一番上の子は、2度目の妊娠・出産と下の子の育児で、ママの関心が自分から離れたと思い、トラウマになっていると思います。子どもが求めてきたら、大丈夫だよと抱きしめ、ママからもスキンシップを図って、いつも側にいるという安心感を与えてください。(産科看護師)
子どもたちは、自分の存在をママに認めてほしいと思っているでしょう。ママは平等にしているつもりでも、子どもはそう思っていないかもしれません。ママにとって必要な存在であることを言葉や態度で伝えましょう。ときには思い切り甘えさせてあげ、決して「お兄ちゃんなんだから…」という言葉は使わないでください。(産科看護師)
子どもは、赤ちゃんよりもあなたが大切だといってほしいですし、それを感じることができれば、新しい赤ちゃんの存在も受け入れることができます。赤ちゃんなんて嫌い、などとストレートにいわれた場合は、否定せず、あなたのことが大切だと行動や言葉で何度も伝えましょう。(内科医師)
3番目の子どもが産まれたら、一緒に育児の簡単なお手伝いをさせ、うまくできたら大袈裟なくらい褒めてあげてください。「お兄ちゃんたちがいるからママは助かるよ、ありがとう」と感謝の言葉を伝えてください。(産科看護師)

下の子が生まれたときの、上の子の赤ちゃん返りはよくあることで、それに対し不安を感じるのは妊娠によるホルモンバランスが関係していることもあるようです。上の子それぞれに言葉や行動で、あなたが大切だと繰り返し伝えてあげることが大切なようです。


2015/11/22

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