食べさせ方

外出などで2回の離乳食をあげる時間がずれても大丈夫?

幼い子どもを連れて外出すると、どうしても生活や食事のリズムが崩れてしまいがちです。外出により離乳食の時間がずれることを心配するママに対して、医師や看護師さんはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「離乳食が2回食になるが、時間がずれても大丈夫?」

現在8カ月、離乳食を1回食から2回食へ進めようとしているところです。食べられる食品の数が増え、アレルギー反応もなく、順調に進んでいると思います。離乳食の時間はできるだけ定時を守り、自宅でゆっくりと食べさせるようにしています。しかし今後、外出の予定時間と食事時間が重なってしまうことも出てくると思います。そのような場合、食事の時間を1~2時間ずらしたり、ミルクのみで済ませても大丈夫でしょうか。(30代・女性)

離乳食の意義と食事時間についての一般的な考え方

離乳食は、母乳以外の食べ物を食べるための練習という意味もあります。決まった時間に与えるのが理想的ですが、毎回規則正しくすることは難しいものです。

基本的に1歳までは母乳でも十分に栄養が摂れると言われていますが、母乳以外の食べ物に興味を持ってもらうこと、噛む、味わう、飲み込むという動作に慣れてもらうことが離乳食を始める意義だと考えられています。1回食から2回食、3回食と増やすごとに、定期的に食事をあげられないことや、1回の食事に時間がかかりすぎて次の離乳食との間が狭くなってしまうことを悩むママもいます。(内科医師)
離乳食を進めるには、赤ちゃんの機嫌のよいとき、できれば決まった時間帯で、間隔は4時間以上は空けるとよいと言われますが、毎回条件が揃うわけではありません。規則的な生活と言われても、決まった時間に食べて、決まった時間に寝起きするのは大変なことです。(産科看護師)

食事時間は子どもやママのペースで決め、焦らず気楽にすすめましょう

食事の時間に神経質にならず、赤ちゃんの食欲に合わせてあげてよいでしょう。外出時はママの時間に合わせてもよいです。ママが焦ったり神経質になると赤ちゃんにも伝わってしまうので、幼児食の練習にあたる離乳食の間は、気楽にあげてください。

食事の時間は、ケースバイケースで赤ちゃんに合わせてよいでしょう。時間がずれても食べられるようなら食べさせ、ミルクを飲みたがるときはミルクを優先して構いません。しかし極端に遅い時間や、起きてすぐの時間帯は避けたほうがよいです。外出する機会が多いなら、例えば離乳食を朝9時と夜6時にし、昼間はミルクにすると外出しやすいでしょう。ママの都合に合わせて時間を決めてもよいので、あまり神経質にならないでください。(産科看護師)
ママが離乳食の間隔の取り方などに焦ってしまうと、その気持ちが赤ちゃんにも伝わって食べてくれないこともあります。1歳からの幼児食は、顎を発達させることや歯並びにとってもとても大事なので、離乳食はそれまでの準備期間だと考え、気楽にあげてください。(内科医師)

離乳食は母乳以外の食品を食べるための練習です。規則正しく食べることは理想ですが、あまり神経質になると赤ちゃんにもよくないので、赤ちゃんやママのペースで食べるタイミングを決め、気楽に進めるほうがよいようです。


2015/11/22

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