二人目出産

2人目の出産は会陰が裂けやすい?今からできる対策は

会陰裂傷や会陰切開という言葉は、出産を控えるママにとても怖いイメージで響くものです。2人目の分娩時に会陰裂傷するのでは?と心配するママに対して、医師や看護師さんはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「会陰裂傷が心配。妊娠23週から予防できますか?」

現在2人目を妊娠中で23週です。1人目の時は陣痛9時間の安産でした。周りの2人目出産経験者から、1人目の時より分娩時間が短くなるから、気をつけたほうがよいと言われました。知り合いは4時間で超安産でしたが、分娩の進み具合が早く会陰が裂けてしまったそうです。私の場合も、陣痛時間が早くなり会陰が裂けてしまわないかと怖いです。会陰が裂けないための工夫やストレッチなどはありますか。(20代・女性)

分娩時に会陰が十分に伸びないと、裂傷ができてしまうことがあります

分娩時に会陰が十分にやわらかく伸びないと、裂けてしまうことがあります。初産婦に多い傾向がありますが、経産婦でも分娩の進行が早いと裂けてしまうことがあります。裂傷を防ぐためにあらかじめ行うのが、会陰切開です。

会陰が裂けないようにするためには、会陰保護といって助産師さんが胎児の頭の降りる速度や具合を調整し、会陰が十分に柔らかくなるまで待たないといけません。陣痛時間が短いと会陰がまだ十分に柔らかくなっていない可能性があるので、裂けやすいことは確かにあります。会陰が裂けてしまう人は30~70%で、特に初産婦で多いと言われています。(内科医師)
初産と違って経産婦は産道ができていること、骨盤が開きやすくなっていることから、分娩の進行が早くなりがちです。また、赤ちゃんが出てくるのが早い場合、会陰切開が間に合わなかったり、切開しなくてもよいと判断されたにも関わらず裂けてしまうこともあります。会陰が充分に伸びていないと、肛門まで裂けてしまう場合もあります。(産科看護師)
会陰裂傷を避けるため、あえて切開することで防ぎます。裂傷の場合、会陰切開と比べると傷口がギザギザで、縫合しても傷が治りにくかったり、痛みが続いたりします。切開の場合はまっすぐなひとつの傷で、傷が早く回復します。出産を控えたママ達は会陰切開を不安に思っていますが、いざ分娩が始まると切開されたことに気づかない人もいます。(産科看護師)

体重管理や体操、マッサージなどで会陰裂傷の予防を

会陰をやわらかくして裂傷を防ぐために、体重管理や体操、オイルマッサージなどいくつかの方法があります。

会陰切開を避けるためには、体重の増加を正常範囲内にし、赤ちゃんが大きくなりすぎないようにしてください。散歩や体操で下半身を鍛えて、股関節を柔らかくしましょう。(産科看護師)
オイルでの会陰マッサージもよいと言われています。使用するオイルは、アーモンドオイル・グレープシードオイル・ホホバオイルなどです。助産院では親指を直接膣に入れてマッサージしますが、自分でする時は衛生面も考慮し、コットンにオイルを含ませて行うとよいでしょう。(内科医師)

会陰裂傷は分娩時に会陰が十分やわらかく伸びていないことや、分娩進行が早すぎることなどが原因だと言われています。裂傷を防ぐために分娩時の会陰切開を行いますが、体重管理や体操、会陰マッサージなどを行っておくことで予防しやすいようです。


2015/11/23

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