食事の硬さ

1歳半で上の歯1本…離乳食は年相応にして大丈夫?

赤ちゃんの離乳食の進め方に、頭を悩ますママは多いようです。相談者の方のお子さんは1歳半だが生えている歯が少なく、年齢相応の離乳食が与えられないと困っていますが、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「年齢に応じた離乳食を与えたいが、歯が少なくて噛めません」

1歳半の娘は歯の成長が遅く、上の歯は1本しかありません。1歳半検診では10カ月程度の赤ちゃん並みといわれ、歯が生えていないせいか噛んで食べるものをあまり口にしたがらず小食です。歯医者さんには10カ月程度の子どもが食べる離乳食を与えてといわれましたが、栄養的には1歳半の身体を作るのにふさわしい物を与えたいです。歯がない子どもに、どのような食べ物を与えればよいでしょうか。(30代・女性)

年齢に応じた食材をやわらかめに

歯が生えるのが少し遅いというだけで、離乳食を10カ月に戻す必要はないでしょう。年齢に応じた食材を使用し、食べやすい固さに調整してあげてください。

噛んで食べるものに栄養があるわけではなく、食べさせるものの内容によりますので、できるだけバランスのとれた食事を心がけてください。最近は離乳食のレシピがたくさんありますので、色々な材料でお子さんが食べやすい形状を心がけ、また、歯がなくてもモグモグして食べる習慣をつけてください。(産科看護師)
歯の役割とは食べ物を噛み切ったりすり潰したりするためのものですので、食事の形状をしっかりすり潰したものにすれば通常の離乳食の食材を使って構いません。歯が生えるのが遅いだけで身体の成長は通常だと思いますので、年齢や体重に応じた量を与えてあげましょう。(看護師)
離乳食は、舌を上手に使ったり顎をしっかり動かすための練習で、上手に食事を食べられるようになるための準備でしかありません。歯が生えるのが遅いからといって何も怖がることはありませんので、しっかりすり潰してあげることだけ注意しましょう。(看護師)

やわらかくても栄養が摂れるレシピ

年齢に応じた食材を、どうすれば歯が少ない子どもでも食べることができるのでしょうか。看護師さんからアドバイスいただいた下記のレシピ、ぜひ参考にしてみてください。

野菜はよく煮て裏ごししたり、果物もすりおろしたり潰して食べさせるようにしてください。スープにゼラチンを入れてゼリーにしたり、茶わん蒸しやプリンも食べやすいと思います。野菜のポタージュやおかゆに野菜や魚を混ぜる、パンは牛乳に浸してやわらかくしたり、豆腐だけでも色々とアレンジができます。(産科看護師)

離乳食は年齢が進むにつれて、ある程度の固さがあり、大きさも噛みごたえのあるものに変化していきます。しかし歯が生えるのが遅めのお子さんの場合は、少ない歯でも噛み切れるよう少しやわらか目に調理して、年齢に応じた食材を取り入れてあげましょう。


2015/12/01

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