妊娠中の生活

妊娠24週でお腹が重く早産も心配…出産までどうすれば?

妊娠中、お腹の中の赤ちゃんがすくすくと成長してくると、ママのお腹はどんどん大きくなってきます。順調に育ってくれるのは嬉しいけれど、お腹の重みで足腰がつらいと訴える妊婦さんに対し、医師や看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの相談:「出産まで2カ月以上あるが、とにかくお腹が重たくてつらい」

まだ24週なのにお腹がとにかく重くて圧迫感が凄く、家事をしているだけで足腰が痛くなります。座ったら座ったでお尻に凄く圧力がかかり、寝ていても胃が圧迫されて苦しいです。唯一、横向きが楽な気もしますが、1時間以上その体勢だと腰が痛くなってきます。まだ出産まで2カ月以上あるのに、この時期からこれ程お腹が重いと、耐え切れず早産になってしまわないかと心配です。(30代・女性)

この時期はお腹の赤ちゃんが急成長している

妊娠24週を過ぎた頃から赤ちゃんは急成長しますので、お腹はどんどん大きくなり圧迫感や腰痛が起きやすいです。さらに週数が進むと血流やリンパの流れも悪くなりますので、むくみなどが起こることもあります。

妊娠24週になると、1カ月前に比べ胎児の体重が約2倍、身長は1.3倍になりますので、お腹の圧迫感も強くなります。大きくなった子宮に圧迫されて足腰に負担がかかり、腰痛や股関節の痛み、筋肉が引っ張られるような感覚が起こります。(産科看護師)
妊娠24週以降はお腹が大きく膨らむ時期で、胃の圧迫感や腰痛が起こることが多いです。今後さらにお腹が膨らみ胃の圧迫感が出てきますので、食事は回数を多くこまめに摂るようにしてください。また血液の流れが悪くなって痔や便秘になることもあり、28週以降はリンパ液の流れも悪くなるために、むくみが出ることもあります。(内科医師)
身体に様々な変化が現れ、不安に思ったり体調不良が出ることも多いと思いますが、お腹の張りや痛みや不正出血などがなければ問題ないと考えてください。もしお腹が重いだけではなく張りを感じるようでしたら、切迫早産の恐れがあるため早めに病院を受診しましょう。(内科医師)

今後は急激な体重増加に注意して!

大きなお腹を支えるため、骨盤ベルトなどを使用して腰をしっかりと固定しましょう。また、妊娠後期に入ると体重が増えやすくなりますので、急激な体重増加には注意が必要です。

骨盤ベルトを使用してお腹を安定させ、大きなお腹では横向きが楽なので、抱き枕やクッションを利用して楽な姿勢を心がけてください。足を軽く曲げた状態で膝の間にクッションを挟むと、腰の負担が軽減します。(産科看護師)
立っているときは両足を少し広げ、両方の足に均等に力がかかるようにしましょう。入浴時はゆっくり湯船に浸かって腰を温めるようにし、またこの時期は体重が増えやすいので急激な体重増加に注意してください。(産科看護師)
正常な妊娠経過だと思いますが、体重変化はどうでしょうか。赤ちゃん3kg・子宮1kg・羊水+胎盤1kgで5kg、妊娠中は血流量も増えますので、あと2kgは増えて最終的には8kg前後の増加が理想です。1週間で考えると、500g以上は増えないようにした方がよいです。(内科医師)

お腹の大きさや重さは個人差がありますが、妊娠24週ともなると腰痛などが起きやすいようです。妊娠後期は体重管理に気を配り、日頃はできるだけ楽な体勢をとって過ごすようにしましょう。


2015/11/26

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