胎児の大きさ

2015/11/28

妊娠23週、胎児の頭が大きい…障がいや流産の可能性は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠23週、胎児の頭が大きい…障がいや流産の可能性は?

妊娠期間中は定期的にエコーを撮り、お腹の中の赤ちゃんの様子を確認します。毎回の検診の度に、週数の割に赤ちゃんの頭が大きくて何か障害でもあるのか?と心配する相談者の方ですが、看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

プレママからの相談:「赤ちゃんの頭が週数より大きめなのは、何か問題があるのでしょうか」

現在、妊娠23週になります。生理周期は32日で規則正しい生理周期でしたので、排卵日もそれ程ずれることはないと思うのですが、毎回の妊婦検診で胎児の頭の大きさが1~2週間分大きく測定されます。胎児の頭が大きいと何か障がいがあったり、流産の傾向がみられたりするのでしょうか。お腹の子どものために私ができる食事の注意点や、生活習慣などがあれば教えてください。(20代・女性)

水頭症やダウン症の心配もあるが、頭囲だけでは判断しない

頭が大きいと水頭症やダウン症などが疑われることもありますが、これらの場合は他にも気になる点が見られることが多く、頭囲だけで判断はできないと看護師さんは説明しています。

赤ちゃんの成長が早い場合は、頭が大きいこともあります。頭が大きいと水頭症を心配しますが、水頭症の場合は身体に比べ明らかに頭が大きいので医師はすぐに気づきますし、またダウン症も頭が大きい傾向にありますが、頭の大きさだけで疾患の判断はできません。少し頭が大きいかもという程度なら、心配ないでしょう。(産科看護師)
赤ちゃんの頭が大きい場合、水頭症などの病気の可能性はありますが、ダウン症も含めて頭の大きさだけで判断はしませんし、これらの病気の場合は他の兆候がみられることも多いため、心配しすぎることはないでしょう。(消化器科看護師)

難産を避けるため体重管理を

エコーでの測定は若干の誤差が生じますし、1~2週程度のズレは問題ないようです。また、難産は頭の大きさだけではなく母体の骨盤の固さ、大きさなども関係してきますし、赤ちゃんを大きくし過ぎないように体重管理にも気を配る必要があります。

検診のたびにエコーで赤ちゃんの状態を確認し大きさも毎回測定しますが、赤ちゃんの位置や医師の技術にもよりますし、頭のサイズはあくまでも画像からの推測で確実なものではありません。(産科看護師)
赤ちゃんの頭の大きさはエコーで測りますが、エコーの操作により若干の誤差が出ます。1~2週分大きい程度なら誤差の範囲と考えてよいでしょう。(消化器科看護師)
頭が大きいだけで難産になるわけではないですが、ママの骨盤が狭いと頭の小さい子でも難産になります。妊娠後期に入り医師から指示があれば、体操や軽い運動を行い足腰を鍛え、股関節をやわらかくしてください。(産科看護師)
頭が大きいために流産するということはほぼないようですし、また、流産のほとんどは胎盤ができる12週までに生じますが、現在は23週とのことなので大丈夫でしょう。生活習慣についてですが、ママの体重増加が多いと赤ちゃんの頭も大きくなる傾向にあります。病院で体重について指摘があった場合、食生活に気を付けてください。(消化器科看護師)

エコーでの測定は誤差がありますし、水頭症などの場合、医師はすぐに判断できるようなので心配ないでしょう。体重増加が多いと赤ちゃんの頭も大きくなる傾向にあるため、食事や運動で体重をコントロールしてください。


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