お腹の張り

お腹が張って安静の指示…体力不足でも出産できる?

妊娠中はちょっとした動作でもお腹が張ることがあり、この場合は横になるなどして身体を休める必要があります。もともと身体が弱く、妊娠中に安静にして過ごしていると、ますます体力が不足するのでは?と心配する相談者の方に、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの相談:「安静にといわれたが、筋力が低下してちゃんと出産できるか心配」

最近お腹が張るようになり、医師から安静にといわれました。軽い家事や買い物は多少していますが、動くと頻繁にお腹が張ってすぐ横になる状態です。元々、身体が丈夫な方ではなく、貧血や目眩などもよくありましたが、安定期に入ってからも運動ができずにいます。お腹の張りが改善されなければ最悪入院といわれており、そうなるとますます体力や筋力がなくなると思いますが、そんな状態でもちゃんと出産できるのでしょうか。(30代・女性)

安静とは極力、身体を動かさないようにすること

医師から安静にと指示があったのでしたら、普段の家事などもお休みしなければなりません。難しいことかもしれませんが、今一度、安静の意味をよく考えて、無事に赤ちゃんが生まれることだけを考えましょう。

安静というのは、トイレ以外の行動は控え横になって休むことです。頻回にお腹が張るようでしたら家事や買い物も控えて、極力、身体を動かすことを避けなければなりません。どうして安静にしなければならないのか、もう一度よく考えてみて、無事に出産するために今は安静を最優先してください。(産科看護師)

運動ができなかったからといって難産とは限らない

たしかに安定期に入ると、出産に向けての体力作りのために適度な運動をすすめられます。しかし、安静に過ごしていたからといって難産になるわけではなく、運動ができなくても無事に出産した人は大勢います。

流産や早産の可能性があり妊娠中のほとんどを安静に過ごしても、無事に出産された方は大勢います。できるだけ予定日までお腹の中で育ってもらうよう、医師の指示を守って安静にしてください。予定日が近づけば動くようにいわれるはずですので、それから体操や運動を始めるようにし、運動量については必ず医師と相談してください。(産科看護師)
体力や筋力不足による出産への不安を抱えていらっしゃるようですが、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。たしかに、妊娠中期からは体力づくりのために運動をした方がよいといわれますが、しなかったからといって難産になるわけではありません。(消化器科看護師)
出産中はアドレナリンという脳内物質が大量に出ますが、このアドレナリンが分泌されると身体は興奮して痛みを感じにくくなり、普段出ないような力も発揮できます。今はお腹が頻繁に張るようなので、安静が第一です。出産時の体力を考えるよりも、赤ちゃんのことを考えて安静にすることが最善の選択といえます。(消化器科看護師)

出産は体力勝負などといわれるのですが、安静にしていても元気な赤ちゃんを無事に出産することがほとんどのようです。今は予定日まで赤ちゃんがお腹の中で元気に育ってくれるよう、安静第一を心がけてください。


2015/11/28

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)