食事の硬さ

歯がない8カ月の子の離乳食、やわらかさはどの程度に?

子どもが喜んで食べてくれる離乳食を作るため、多くのママが悩むものです。まだ歯が生えてこない子どもの離乳食についての質問に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「歯が生えていない子の離乳食のやわらかさについて」

8カ月の子どもは、まだ歯が生えていません。現在2回食ですが、どの程度のやわらかさにすればいいでしょうか。地域の栄養教室では、大根やニンジンを細長く切って茹で、持たせてかじらせるといいと聞きましたが、歯が生えていないので噛み切ることができません。今は茹でた野菜などを小さく切ってあげていますが、飲み込みにくいと、いつまでも口の中に残っていたり吐き出してしまいます。(20代・女性)

子どもの成長に合わせた調理を心がけて

栄養教室で紹介された方法は、歯が生えてきた子どもに適した食べさせ方です。成長には個人差がありますので、子どもに合わせた調理を心がけるよう教えてくれました。

歯がありませんから、固いもの、噛み切らなければならないものは、まだ無理だと考えます。食べたとしても、丸のみになるでしょうから、消化機能の未熟なお子さんは、そのまま排泄したり、消化不良を起こしやすくなります。飲み込まずに吐き出すというのは、当然の反応でしょう。歯の生え方も成長も個人差がありますから、あまり神経質にならず、お子さんに合った食事を心がけてください。(消化器科看護師)
市の栄養教室で紹介されていたのは、歯が生えてからの場合ですので、相談者の方のお子さんの場合まだ早いでしょう。歯が生えていないのに固いものをあげても、おっしゃるように噛み切ることができずに口の中に残ってしまうだけではなく、口の中を痛めてしまうこともあります。そうなると食べるという行為自体が嫌になってしまいますので、お子さんに合わせた調理法を選択してあげましょう。(健康管理科看護師)

舌でつぶせる程度のやわらかさに

歯が生えないうちは、舌でつぶせる程度のやわらかさにしてあげるようアドバイスしてくれました。

歯がないからといって、噛む必要のないものばかりでしたら、あごの発達が悪くなります。野菜は形が崩れないくらいに茹でて、口に含んだら「モグモグ」といいながら、モグモグする習慣をつけてください。モグモグできるようになったら、少しずつ硬めにしてください。吐き出したら、またやわらかめにして次にチャレンジしましょう。(消化器科看護師)
歯が生えていないお子さんの場合は、舌でつぶせる程度のやわらかさにするとよいです。舌でつぶせる程度のやわらかさなら、歯が生えていないお子さんでもつぶして食べることができます。また、口腔内を傷つけることもありません。歯がある大人がチェックするのは難しいかもしれませんが、舌と口蓋(こうがい)でつぶれれば歯のないお子さんでもつぶせますので、硬さをチェックするときは試してみてくださいね。(健康管理科看護師)

食事は発達状態に合わせたものを与えましょう。歯が生えないうちは、下でつぶせる程度のやわらかさにするとよいようです。


2015/12/04

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