計画分娩

2015/12/06

計画分娩はお腹の赤ちゃんに無理をさせるの?影響は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

計画分娩はお腹の赤ちゃんに無理をさせるの?影響は?

第二子以降を出産する場合、家庭の事情により計画分娩を選ぶ方が多くいます。赤ちゃんが産まれたいタイミングに添えないことの影響を心配するママに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「計画分娩は赤ちゃんに何か影響がある?」

第二子を妊娠中です。夫も私も両親は遠方におり、出産の際は夫に仕事を休んでもらう必要があるため、産婦人科から計画分娩をすすめられました。促進剤に抵抗はありませんが、お腹の赤ちゃんには自分のタイミングで出てきてほしいと思っています。計画分娩は、お腹の赤ちゃんがいつ産まれてもよいタイミングで行うそうですが、赤ちゃんに何も影響はないのでしょうか。まだお腹にいたい赤ちゃんを無理に産むことに抵抗を感じます。(30代・女性)

計画分娩のメリットと赤ちゃんの状態について

計画出産を行うことで、いくつかのメリットがあります。正産期に入れば赤ちゃんはいつ産まれてもよいくらい成長していますので、分娩を早めても問題はありません。

家庭の事情で計画的に出産したいのでしたら、計画分娩になるでしょう。計画分娩のメリットは、出産日が特定されているため準備がしやすいこと、家族の予定が合わせやすいこと、陣痛促進剤を使うことで分娩時間が短縮され、赤ちゃんやママの身体の負担が減ることなどがあります。(産科看護師)
もちろん赤ちゃんが未熟な状態で出産するわけではありません。正産期に入ると、いつ陣痛が始まってもよいといわれるほど、赤ちゃんは成長しています。予定日を過ぎても分娩の兆候がない方が問題なので、予定日を前に陣痛促進剤を使い、分娩を早めても問題はありません。(産科看護師)

計画分娩を行うに当たって確認しておくべきこと

計画分娩による何かしらの影響があるという意見もあります。計画通りに分娩が進まない場合はどうするのか、確認して説明を受けておきましょう。やはり赤ちゃんのタイミングで産みたいというのであれば、自然分娩を選ぶことになります。

計画分娩とは「赤ちゃんが産まれてきてもよい状態のとき」に計画をして分娩に臨みます。そのため多くの医師は特に赤ちゃんへの影響はないといいます。一方でやはり何かしら影響がある、という意見もあるようです。促進剤を使ったからといって、計画通りに分娩が進まないこともあるかもしれません。その場合は計画を重視して帝王切開になるのか、それとも時間をかけて様子を見ていくのか、そのような点も確認しておきましょう。(看護師)
できるだけ赤ちゃんにお腹にいてほしいと思うのなら、もう一度、主治医や家族と相談し、家族の都合を調整して、自然分娩を待つという選択になります。(産科看護師)

計画分娩とは、赤ちゃんが正産期に入り、いつ産まれてもよい状態のときに行うことですので、赤ちゃんへの問題はなく、ママや家族へのメリットも多いようです。ただし、計画通りに分娩が進まなかった場合はどうするのかについても、確認をしておいた方がよいようです。


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