子どもの病気・ケガ

水いぼの治療が痛々しくてかわいそう…何度も感染するの?

皮膚疾患の一つに、水がたまったイボのようなできものが出る、水いぼがあります。痛みを伴う水いぼの治療に心を痛めているママから、再度感染する可能性について質問がありました。看護師さんたちは、どのように答えているでしょうか?

ママからの相談:「痛みを伴う水いぼの治療がかわいそうで、また感染するのが心配」

子どものお腹に水いぼができたので、皮膚科でペンレステープを貼って取り除いてもらいました。かき壊していたようで、腕や足にも水いぼができ、1月程かけてわかる範囲のものを皮膚科で取りました。今のところは新しい水いぼは出てないようですが、これからまた感染することはあるのでしょうか。ペンレステープを使っても、水いぼの芯を取り出すときはかなり痛いらしく、ちょっとした出来物が出るたびに心配です。(30代・女性)

水いぼは再び感染する可能性が

水いぼはウイルスが原因の伝染性の皮膚疾患で、感染者と接触したら何度でも感染の可能性があるそうです。

水いぼは、伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)ウイルスが原因の伝染性の皮膚疾患です。水いぼの中に存在するウイルスが、かきむしったりすることで拡散され、新たなイボができたり、他の人に感染させます。一度治癒しても、感染者と接触すれば再び感染する可能性はあります。(産科・婦人科看護師)

個人に合った治療法の選択を

ペンレステープを利用する治療法の他にも、様子を見ながら自然治癒させる治療法もあるようです。個人に合った治療法を選択するようにと提案がありました。

水いぼは1~2年で抗体ができると自然治癒しますが、早期の治癒のために、水いぼをつぶして中のウイルスを除去します。最近は、木酢液、竹酢液、イソジン液での治療が効果的といわれています。入浴後に、発疹にだけイソジン液を塗ったり、湯船に木酢液や竹酢液を入れたり、竹酢液配合のクリームやジェルもありますから、一度試してみてください。(産科・婦人科看護師)
水いぼは、そのまま放っておいても自然に治癒するといわれていますし、そう何度もかかるものでもありません。また、皮膚科によっては自然に治るように軟膏のみで様子を見るところや、ペンレステープを使用するところなど様々ですので、お子さんの治療に合った皮膚科を探してみてはいかがでしょうか。(内科看護師)

タオルの共用はせず、感染者との接触を避けて

感染の予防策と、できてしまった水いぼを他の箇所にうつさないための対策についてアドバイスしてくれました。

予防としては、感染者とのプールに入るのは避け、タオルを共用することも避けてください。水いぼができたら、発疹をかきむしらないようにして、潰れた場合は濡れたガーゼなどで抑えるように拭きとり、他の皮膚に浸出液が触れないようにしてください。(産科・婦人科看護師)
なるべく自分のタオルを使用すること以外に、有効な予防法はありません。ただし、自然に治るものですので、そこまで神経質にならなくてもよいでしょう。お母さんの心配が子どもにもうつってしまうこともあります。(内科看護師)

水いぼはウイルスが原因となり伝染します。一度できても、再度感染する可能性があり、予防するためには感染者との接触を避け、タオルを共有しないことが大切です。


2015/12/10

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