幼児のお世話・トラブル

2014/10/19

足の裏が黄色い子供。みかんの食べ過ぎが原因なの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

足の裏が黄色い子供。みかんの食べ過ぎが原因なの?

2才のお子さんを育てているママからの相談ですが、娘さんの足の裏が黄色いことを心配しています。柑橘類が好きで、普段からみかんをよく食べているそうですが、足の裏が黄色いことと何か関係があるのでしょうか。

2才児のママからの相談:「子供の足の裏が黄色いのは、みかんのせい?」

2才の娘は靴下が嫌いで、家の中では冬でも素足です。足先がいつも冷たく、最近足の裏が黄色っぽいことにも気づきました。黄色いのは足の裏だけで、手先も普通ですし白目は白く澄んでいます。何かの病気か、それとも栄養の偏りが原因なのでしょうか。柑橘類が好きで、冬はみかんを毎日2~3個食べており、最近でも2日に1度は食べます。野菜はあまり好きではないのですが、トマトをほぼ毎日食べています。(20代・女性)

ベータカロテンによる柑皮症かも。特に気にしなくても大丈夫

お子さんが好きなみかんや、緑黄色野菜に含まれているベータカロテンの影響ではないかと、看護師さんたちは説明しています。身体に特に害はないようですので、あまり気にしなくてもよいでしょう。

みかんやオレンジジュース、人参・カボチャなどの緑黄色野菜にはベータカロテンが多く含まれ、ビタミンAの作用で皮膚の乾燥を防ぎます。またガンの予防にもなると言われていますが、摂りすぎると皮膚が黄色くなる柑皮症になることがあります。特に害はありませんが多く摂り過ぎた結果ですので、気になるなら少し控える方がよいかもしれません。(小児科看護師)
緑黄色野菜のベータカロテンによる「柑皮症」かと思われます。私の知人の子供も、野菜ジュースが好きで毎日飲んでいたら、手足が黄色になっていました。健康上大きな問題はないようですし、トマトもいつも通り食べて大丈夫ですよ。 (産科看護師)

手足以外の皮膚や眼球が黄色っぽい場合は要注意!

手足が黄色っぽくなるだけなら問題ありませんが、それ以外の皮膚や眼球が黄色っぽい場合は要注意です。

手や足の裏以外の皮膚や眼球が黄色っぽく見える時は、肝臓に問題があることが考えられますので、一度病院を受診した方がよいかもしれません。(一般内科看護師)
病気で皮膚が黄色くなる場合は肝臓の病気が考えられます。これは、古い赤血球が壊された際に発生するビリルビンを肝臓が処理できず、体内に過剰となるため、皮膚や眼球などの組織がビリルビンに染まるために起こります。これを黄疸といいます。新生児も肝臓の働きが未熟なので、生まれて1-2か月は皮膚が黄色くなることがあります。娘さんが生まれて間もないころ、皮膚が黄色いな、という状態があったと思います。これは新生児黄疸といいます。新生児黄疸はもう起こることはありませんが、肝臓が悪くなった場合、皮膚や眼球が黄色くなりますのでそういった症状がある場合は受診をお勧めします。参考になさってください。(看護師)

みかんを食べ過ぎると手足が黄色くなるとは昔からよく言われますが、原因は食べ物に含まれるベータカロテンだったのですね。健康上の問題はないようですが、あまりにも黄色く見た目が気になるなら、みかんを食べる量を少し減らしてみてはいかがでしょうか。


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