子どもの病気・ケガ

2015/12/15

子どもの水いぼが増えた…相当痛いと聞くけど取るべき?

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子どもの水いぼが増えた…相当痛いと聞くけど取るべき?

水いぼを取るのは痛みが強く、子どもが泣いて暴れるといいます。そのため取るのはやめたものの、後に水いぼが増えたため、やはり取るべきなのかという悩みに対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの相談:「水いぼを放っておくか、取るか悩んでいます」

水いぼを3カ所見つけました。皮膚科に行ったところ「放っておいてももう少しで治りますが、学校のプールに入るのを止められるかもしれないので取りましょうか」といわれました。一つひとつつまむのは相当痛いと効いたことがあったので、プールは見学させればよいと思って、取ってもらうのはやめて帰ってきました。すると2週間ほどして、水いぼらしきものが2つ増えたのですが、思い切って取ってもらったほうがいいでしょうか。(40代・女性)

水いぼの治療は、小さな子どもには痛みが強い

水いぼは自然治癒することが多いのですが、早く治すために取る場合もあります。ただし痛みが強いことから、小さな子どもには積極的な治療をしないことが多いようです。

水いぼは、発疹の中に存在するウイルスが他の皮膚に接触することで、再発を繰り返します。感染しても、抗体ができれば自然治癒することが多いので、潰さずに様子を見る場合もあります。ただし、治療が長期になるため、早期の治癒のためにイボを潰して中のウイルスを除去することもあります。(産科看護師)
ピンセットでイボをつまんで内容物を取り出した後に、二次感染を防ぐために抗生物質を皮膚に塗布したり、液体窒素を用いて治療する方法がありますが、痛みが強いので小さな子どもにはおすすめできません。(内科看護師)
数年で抗体ができて自然に治りますが、周囲に感染させてしまう恐れもあります。プールでは、タオルを共有したり、潰れたイボに接触して感染することがあります。自然に治ることから、小さい子どもの場合は積極的に治療をしない医師もいます。(内科看護師)

これ以上増えないよう浸出液に注意を

水いぼがつぶれたり、かきむしったりして浸出液が周りの皮膚につくと、水いぼが増えるようです。テープなどを貼る、浸出液を拭きとるなど対応しましょう。また、消毒液などを使って潰さずにウイルスを抑制するのもよい方法です。

お子さんの場合、潰れたイボの浸出液が他の皮膚について、新しいイボができたと考えられます。お子さんがイボをかきむしらないよう、テープやガーゼで保護してください。もし自然に潰れた場合は、ガーゼなどで、抑えるように浸出液を拭き取り、他の皮膚に接触しないよう注意してください。(産科看護師)
潰したくない場合は、イボにイソジン液をつけたり、木酢液や竹酢液を溶かした湯船につかったり、木酢を使ったクリームを使用するのも効果があるようです。(産科看護師)

水いぼは放っておいても治りますが、ピンセットで取るのは治癒を早めるためです。とはいえ痛みが強いため、小さい子どもにはおすすめできません。水いぼがこれ以上増えないよう、浸出液が周りの皮膚につかないように注意しましょう。


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