手足口病

手足口病を発症してから1週間…もうプールに入ってOK?

手足口病は、手足の裏などに水疱ができて高熱が出ることもあり、子どもを中心に流行しやすい感染症です。どの程度、症状が改善すれば周囲との接触が可能なのか、また共用プールなどで感染しないかという問いに、看護師さんたちが回答しています。

ママからの相談:「手足口病になって1週間後にプールに来たお友達、感染は大丈夫?」

手足口病になったママ友の子どもは、発症してから1週間後に幼稚園に登園しました。まだ発疹は残っていましたがピークが過ぎたら感染力は落ちるようですし、1週間以上も休むのはかわいそうなので登園自体は仕方ないと思っていましたが、子どもをスイミングにまで連れてきました。本人は、プールには塩素が入っているから大丈夫といいますが、一緒に入って他の子に移らないか疑問です。(30代・女性)

発症から約2週間は感染の可能性

手足口病は、発症から約2週間は感染する可能性があるといわれており、特に発熱中の感染力が強いようです。

一般的に、手足口病を発症してから約2週間は感染の可能性があるとお考えください。病院では10日分ほどの抗生剤が処方されると思いますが、症状が改善しても体内に感染力のある菌が残っている場合があるため、薬は途中で服用を中止せず医師の指示通りに飲みきるようにしましょう。(産科看護師)
手足口病は発熱している期間の感染力が強く、また手足にできた水疱に痛みやかゆみがある場合は、まだ感染する可能性があり、刺激を与えると、とびひのように水疱が広がる危険があります。(内科看護師)

解熱して水疱に痛みやかゆみがなければ大丈夫

解熱して水疱に痛みなどがなければ、通常の日常生活を送ってよいといわれています。また、感染力がかなり低下しているためプールも問題はないようですが、肌と肌が触れる機会が多いため100%感染しないとはいい切れないでしょう。

手足口病は接触・飛沫感染なので、感染者とはなるべく接触しないことですが、手足口病は登校停止が指定されていません。幼稚園や学校によっては解熱すれば登校してよいというところもありますし、医師からも何日休ませるようにという明確な指示はないかもしれません。(産科看護師)
塩素には消毒作用がありますが、塩素で100%ウイルスが消えるかはわかりません。プールでは接触する機会が多いため、できれば避けた方がよいのではないでしょうか。(呼吸器科看護師)
今回の場合は、発症してから1週間以上経ち解熱もしていますので感染力は低いですし、プールに入っても特に問題はないと思います。一度できた水疱は、長い人では2~3週間続く場合がありますが、痛みやかゆみがなければ普段通りの生活を送っても問題はありません。(内科看護師)

一般的には発症後約2週間は感染の可能性があるといわれますが、熱が下がり水疱に痛みやかゆみがなければ、登園やプールなど通常通りの生活を過ごしてよいようです。ただしまったく感染しないという保証はありませんので、肌が触れ合うようなことは控えた方がよいかもしれません。


2015/12/20

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