出血

妊娠初期の少量の出血…流産?すぐに受診したほうがよい?

妊娠初期は、お腹に新しい命が宿った嬉しさと同時に、急激な身体の変化に不安を抱える妊婦さんも多いようです。少量の出血があり流産を心配する妊婦さんに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「妊娠初期の出血は大丈夫?」

妊娠検査薬で陽性反応が出ました。病院へ行ったところ、まだ心拍の確認ができなかったため、また来週、受診することになりましたが、帰宅後にトイレへ行くと、おりものシートに2,3滴くらいの少量の血液が付いていました。特に腹痛はありませんが、妊娠初期の出血は流産の可能性もあると聞いたことがあり、とても不安です。翌日以降は特に出血も腹痛もないのですが、来週を待たずに受診したほうがよいでしょうか。(20代・女性)

少量の出血で痛みがなければ様子を見てよいが、安静に

妊娠すると出血しやすくなりますので、少量の出血以外に症状がなければ受診を急がなくてもよいでしょう。ただし、できるだけ安静にして過ごすこと、もし腹痛が続いたり出血量が増えたら病院へ連絡してください。

妊娠すると子宮粘膜が充血し、出血しやすくなります。妊娠初期での出血は心配がいらないものも多いです。少量の出血であり、腹痛などの症状もありませんので、予定どおりの受診で大丈夫でしょう。(健康管理科看護師)
出血が止まったのなら様子を見てかまいませんが、できるだけ安静に過ごしてください。家事は家族に協力してもらい、できるだけ手抜きをしてください。仕事はしばらく休みましょう。安静とは、トイレ以外の行動を極力控えることです。手元に携帯電話やリモコン、飲み物、軽くつまめるおにぎりなどを準備して、横になって過ごすようにしてください。(産科看護師)
もし腹痛が起きても、安静にして治まるなら慌てて病院へ行く必要はありません。動くと症状が余計に悪化しますので、まずは安静にして様子を見ます。安静にしても30分以上痛みが治まらなかったり強くなる場合、出血量が増える場合は、病院に連絡してください。(産科看護師)

妊娠初期は、お腹への負担と冷えが大敵

妊娠初期は、お腹への負担を避け、身体を冷やさないことがポイントです。重いものを持ったり激しい運動をすることは控え、お腹や下半身が冷えないように注意しましょう。

妊娠初期は、お腹に負担のかかることを極力避け、身体を冷やさないように過ごしてください。たとえば重たいものを持ったり、激しい運動をすることなどはお腹に負担がかかります。買い物でも重い物は持たず、家族の協力を得るようにしてください。また、冷えることで血流が悪くなるので、お腹は特に冷やさないように気をつけましょう。外へ出かけるときもお腹や下半身が冷えないように注意してください。(健康管理科看護師)

妊娠初期は出血しやすい傾向にありますが、少量で他に症状がなければ様子を見てもよいようです。ただし安静に過ごすこと、お腹に負担をかけないこと、身体を冷やさないように過ごすことがポイントです。腹痛や出血の増加があれば受診することも検討しましょう。


2015/12/20

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