水いぼ

子どもの水いぼ…痛みを最小限にとどめる治療法は?

身体中にポツポツと小さな水疱ができる水いぼは、子どもがかかりやすい皮膚疾患です。病院では一つひとつイボを取るため痛みが生じ、子どもにはかなりつらい治療となりますが、痛みを伴わない治療法はあるのかどうか、看護師さんたちに聞いてみました。

ママからの相談:「水いぼの痛くない治療法はありますか?」

子どもの足に小さい水いぼができ、本人は痛みやかゆみはないようですが、治療をすすめられて皮膚科を受診しました。医師からは「マイナス何度かの治療(よく覚えていません)で痛みがあります」といわれ、本人も怖がったため治療せずに帰宅しました。「メスで一つひとつのイボを切り取り、身体中血だらけになった」という話も聞きますが、痛みのない水いぼの治療法はないのでしょうか。(30代・女性)

液体窒素などでウイルスを死滅させる

水いぼは、病院でピンセットを使い一つずつ取るというのが主流でしたが、最近は液体窒素でウイルスを死滅させるという治療を行うところも多く、痛みの感じ方には個人差があるようです。

「マイナス何度かの治療」は、液体窒素による冷凍凝固でしょう。水いぼは抗体ができれば自然に治癒するため、特に治療せず様子を見ることもありますが、抗体ができるまでには1~2年と長い時間を要します。そのため早めの治癒を目指し、イボを潰して中のウイルスを除去したり冷凍したりして、ウイルスを死滅させます。(産科看護師)
イボの治療はピンセットで取るか保存治療がほとんどでしたが、マイナス何度での治療というのは液体窒素を水いぼに当てる治療法だと思います。液体窒素での治療は痛みがない人もいれば強い痛みが出る人もいて、感じ方には個人差があるようです。(内科看護師)

軟膏を塗布して治すことも

少し時間がかかってしまうのですが、軟膏を塗って治すことも可能なようです。ただし軟膏は種類が色々とあり、自己判断で間違ったものを使用すると悪化することもありますので、必ず医師から処方されたものを塗ってください。

切り取るよりは時間がかかりますが、軟膏による治療は痛みがありません。しかし軟膏にも色々と種類があるので、きちんと皮膚科で処方してもらってください。間違えてステロイド入りの軟膏を使用すると、かえって悪化させるため注意が必要です。また、消毒液のイソジンが水いぼに効果的だといわれていますので、そちらを試すのもよいかもしれません。(内科看護師)
小さい子どもは病院に行くだけで恐怖心を抱くため、イボの治療は痛がって嫌がると思います。自宅でできることは、入浴後に傷用のイソジン液をイボに塗ったり、木酢液や竹酢液を湯船に入れて治したお母さんもいます。またハト麦茶が効果があるといわれているため、お子さんの飲み物をハト麦茶に変えてみてください。(産科看護師)

水いぼの治療は、小さな子どもには少しつらいようです。自然治癒も可能ですが、かなりの時間がかかってしまいますので、自宅ではイソジン液の塗布や木酢液のお風呂、ハト麦茶を飲ませるなど試して少し様子を見てはいかがでしょうか。


2015/12/21

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