体外受精

人工授精や体外受精、高いとは聞いているが実際どの程度?

不妊治療をする中で、人工授精や体外受精で赤ちゃんを授かった方は大勢います。しかしこのような治療は保険適応外で、かなりの高額になるという話も耳にしますが、実際はいくらぐらいかかるのか看護師さんたちに尋ねてみました。

妊活中の女性からの相談:「人工授精や体外受精の費用は実際いくらぐらい?」

現在、妊活をして1年がたつ32歳の主婦です。年齢的にも焦ってきており、タイミング法やホルモン治療などではなく人工授精や体外受精を望んでいます。一番気になるのは費用についてで、保険適応外ということは知っていますが、どこの病院も同じ額なのでしょうか。また、不妊治療の看板を掲げている病院は多数ありますが、実際どのようなことに注意して病院を選べばよいのでしょうか。(30代・女性)

人工授精は約3万、体外受精は数十万

保険が適応されない治療費は、病院が独自に金額を決定できるため一概にはいえませんが、やはり費用の負担は大きいようです。しかし、地方自治体によっては補助金が出ることもありますので、お住まいの地域の役所などに問い合わせるとよいでしょう。

人工授精は約1~3万円、体外受精は数万~数十万円といわれ、この他に診察費や検査費、薬が処方されれば薬代もかかってきます。また、年齢や個人の症状にもよりますが1回で成功する確率が低く、数回にわたってチャレンジすれば、かなりの高額になります。治療を行うなら不妊専門の病院がよいですが、保険適応外の治療費は病院により金額が異なるため、事前に問い合わせてみてください。(産科看護師)
人工授精や体外受精は、そのほとんどが病気で治療をするものではないと判断されているため、保険適応外で全額実費となり、1回の治療につき人工授精は1~3万円、体外受精は10~100万円ほどです。その他の診察や検査も保険が適応されないものも多いので、それも頭に入れて治療を始めた方がよいでしょう。(内科看護師)
不妊症治療は国からの助成金がありますし、治療費が高額になれば高額医療の申請ができます。助成金は所得額や回数によって制限される場合もあるため、お住まいの自治体や保健所などに問い合わせてください。(産科看護師)
最近では、地方自治体や県で不妊治療の補助や治療費の一部負担をしてくれる所もあるようですので、ご自身の自治体に問い合わせてみるのもよいでしょう。(内科看護師)

人工授精と体外受精について

人工授精と体外受精では、かかる費用も時間もかなり違ってきます。それぞれについての説明を十分に受けたうえで、夫婦でよく話し合ってから決定してください。

人工授精は、元気な精子を子宮内に入れる治療ですので1日で終わりますが、体外受精は外で精子と卵子を受精させて子宮内に入れますので、その前にホルモン療法や排卵を促す注射などが必要で、治療に数日~数カ月かかる場合もあります。また、その間にご主人も一緒に何度も通院が必要になるケースもあるため、費用や治療期間なども含めよく説明を受けたうえで検討した方がよいでしょう。(内科看護師)

かかる費用は病院により違いがありますし、施術を行う回数によっては、かなり高額となってしまいます。上記のアドバイスを参考に、費用や期間などよく医師からの説明を受け、十分に検討してください。


2015/12/22

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