妊娠検査薬

妊娠検査薬で陽性反応が出たのに、妊娠していない確率は?

妊娠を心待ちにしている女性にとって、検査薬の陽性反応は何よりも嬉しい瞬間です。しかし陽性は出たものの、確実に妊娠しているのかと心配する妊婦さんに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「検査薬で陽性なのに病院では確認できず…いつ正確な判定が?」

ずっと待ち続けた末に、やっと妊娠検査薬で陽性反応が出ました。病院へ行きましたがまだ確認ができないらしく、また後日来てほしいといわれました。どのくらい、またどのような状態になれば、正確な妊娠の判定ができますか。また妊娠検査薬で陽性反応が出たにもかかわらず、実際には妊娠していないという確率はどのくらいでしょうか。早めに妊娠検査薬を使ってしまったので、化学流産になることがとても怖いです。(30代・女性)

胎嚢(たいのう)と心拍が確認されれば、妊娠は確実

妊娠の正確な判定ができるのは、胎嚢と赤ちゃんの心臓の動きが確認できたときです。妊娠6~7週目頃に確認すれば確実ですが、妊娠していることを早く知りたいのであれば4~5週目に受診をしてもよいでしょう。

妊娠検査薬は、胎盤をつくる絨毛という組織から分泌されるホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度で判定されます。一般的に、胎嚢という袋が確認できるのは妊娠5週目頃ですが、早い人は4週目でも確認できる場合があります。エコーで胎嚢が確認でき、さらに赤ちゃんの心臓の動きが確認されれば妊娠は確実といえます。(産科看護師)
赤ちゃんの心拍が確認できるのは妊娠6~7週目頃です。妊娠4~5週目に受診しても恐らく「妊娠はほぼ間違いありませんが、赤ちゃんの心音が確認できないのでまた来てください」とわれますので、妊娠6~7週目に受診するのがよいと思います。しかし、1日でも早く妊娠しているかどうかを知りたいという場合には、4~5週目の受診でもよいでしょう。(健康管理科看護師)

流産になる確率、そして妊娠が確定するまでの心構え

妊娠検査薬が陽性でも化学流産の可能性はあります。化学流産は受精卵の問題なのでママの努力ではどうにもならないことですが、ストレスも流産の原因となりますので、着床を信じて過ごしましょう。

妊娠検査薬で陽性でも、子宮外妊娠をしている場合もありますし、妊娠5週を過ぎても胎嚢が確認されなければ化学流産の可能性があります。どのくらいの確率かというはっきりしたデータではありませんが、30代前半の流産の確率は約25%、流産の中でも98%が12週目までという悲しい結果があります。(産科看護師)
妊娠初期は、普段の生活でも流産しやすい時期です。ただし、化学流産は受精卵の問題で起こるので、ママが安静を心がけたり栄養をとるなど努力をしても、どうにもならないことです。はっきりと診断されるまでは不安でしょうが、ストレスも流産の原因になりますので、きちんと着床していることを信じて過ごしてください。(産科看護師)

妊娠したことを確実に判定できるのは、エコーで胎嚢と赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠6~7週目頃。妊娠検査薬では陽性でも、子宮外妊娠や化学流産の可能性はありますが、不安やストレスも流産の原因になるので、今は着床を信じて過ごしたほうがよいようです。


2015/12/23

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