妊娠中の生活

妊娠中の自転車通勤は大丈夫?意見が分かれるがどっち?

妊娠しても仕事を続ける女性は増えています。妊娠前と同じライフスタイルを続けたいが、お腹の赤ちゃんに負担をかけないかと悩む妊婦さんに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「妊娠中だけど、自転車通勤を続けてもよい?」

今妊娠中で、自転車通勤をしています。自宅から会社まで約15分なのですが、家族は「何かあってからでは遅いよ、あとで後悔するなら電車で通勤したら?」といいます。でも私は、何年も自転車で通勤しているので、今さら電車を使うのが苦痛でしかたありません。いろいろと調べてみても、妊婦が自転車に乗ってもよいという意見と、乗らないほうがよいという意見の両方があり、どうすればよいのかわかりません。(30代・女性)

妊娠中に自転車へ乗らないほうがよい理由

妊娠中に自転車へ乗らないほうがよい理由は、お腹の赤ちゃんや母体に影響を与えたり、事故につながる可能性があるからです。

妊娠中に自転車へ乗らないほうがよい理由として、振動が直接お腹に伝わること、骨盤のゆがみが起こりやすいこと、ホルモンのバランスで判断力が鈍くなっているので、慣れているとしても転倒する可能性があること、ペダルを踏むときに腹圧がかかることなどが挙げられます。(産科看護師)
妊娠中は自転車に乗らないほうがよいという文献や資料は数多くあります。それには、無理な運動はお腹の張りを増して流産しやすいため、とありますので、お腹や張りの状態によっては無理をしないほうがよいと思います。(内科看護師)

乗ってもよいという考えもあるが、無理は禁物

実際に妊娠中に自転車へ乗っている例はあり、適度な運動になるとの考えもありますが、流産の危険性のある妊娠初期や、体調に問題があるときは避けた方がよいでしょう。判断に迷う場合は主治医に相談を。

一例として、保育園に通っている子どものママの中には、妊娠中上の子どもを後ろに乗せて自転車に乗っている人もいます。適度な運動としては、体調に問題がなければ絶対にいけないとはいえないかもしれません。(内科看護師)
自転車に乗ってもよい理由として、赤ちゃんは羊水の中にいるのでさほど振動を感じないこと、自転車に乗ることで足腰の運動になることなどが挙げられます。いつまで乗ってもよいという基準はありませんが、妊娠初期は普段の生活でも流産の危険性があるので、少しでも危険と思われることは避けたほうがよいでしょう。便利だから、経済的だからという理由もあり判断に困る場合は、主治医に相談してください。(産科看護師)

妊娠中に自転車へ乗ることは、お腹の赤ちゃんや母体へ影響を与える可能性があるようです。適度な運動になるという考えもあり、実際に乗っている妊婦さんもいますが、リスクの高い妊娠初期やお腹や張りの状態が悪いときは、やはり避けたほうがよいようです。


2015/12/23

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