手足口病

2016/01/02

熱が下がったら大丈夫?手足口病の後、登園はいつから?

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熱が下がったら大丈夫?手足口病の後、登園はいつから?

手足口病などの感染症にかかった後、友達と遊んだり登園してもよいのはいつからなのか、そのタイミングに悩むママも少なくないようです。熱が下がればよいのか、発疹がつぶれたらよいのか、大人にはうつらないのかなど、不安を抱えているママに対し、看護師さんたちはどんなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの質問:「手足口病で熱が下がったが、いつから他の子と接触してよい?」

手足口病にかかり、熱は1日で下がりましたが、どのタイミングで友達と接触させてよいのでしょうか。熱が下がれば登園してよいという人もいれば、発疹が潰れるまではダメという人もいます。また一度かかってもまたかかる病気なのですが、大人は免疫があると聞きました。どうして子どもは免疫ができないのでしょうか。あまり知識がなく、うつすのももらうのも怖いので困っています。(30代・女性)

手足口病は大人にも感染する場合がある

大人には免疫があって感染しないというわけではなく、体力が落ちていたり感染対策を怠ったりした場合は、大人でも手足口病にかかります。

手足口病は、コクサッキーウイルス、エンテロウイルスによる感染症で、10種類以上のウイルスがあります。大人であれば免疫があるわけではありません。抵抗力の弱い子どもがかかりやすいのですが、一度感染しても違う型のウイルスに感染した場合、抵抗力が落ちている場合には、大人でも感染します。(産科看護師)
大人は免疫があるというのも半分は正しいですが、大人だったら手洗いうがいやマスクなどで防御できますが、子どもは認識や対策が不十分であることもあり、集団生活をする場で感染すると周りに拡大してしまうのです。もちろん、体内に残ったウイルスは便として排泄されますのでトイレを使用した後やオムツ交換をした後は大人でも手洗いを怠ると感染します。(内科看護師)

症状が治まっても2週間~1カ月は感染の可能性が

症状が治まってもしばらくは感染の可能性があるため、熱が下がったからと安易に登園はすすめられないようです。とはいえ、ウイルスが体内に残っているからと1カ月休ませるのも現実的ではないため、医師と相談し適切な対策をとったうえで、現実に即した判断ができるかもしれません。

潜伏期間でも感染力が強く、発症してから2週間は感染の可能性がありますから、熱が下がればよいのではなく、登園に関しては必ず医師の判断をあおいでください。お子さんが感染すれば、両親や兄弟にも感染する可能性がありますから、水疱がつぶれたらガーゼなどで抑えるように拭き取り、浸出液が他の皮膚や他の人に接触しないように注意し、潰れた発疹はガーゼで保護してください。(産科看護師)
手足口病は、発熱などが収まっても体内にはしばらく残ります。大体1カ月程度といわれていて、その間はうつる可能性は0ではありません。では、1カ月間休ませるのかというとそれは授業に遅れたり、子どもにもストレスになりますので禁止していないのです。接触してうつるかうつらないかは子どもの体調にも左右されます。(内科看護師)

手足口病にかかった後は、2週間~1カ月体内にウイルスが残っており、感染の可能性はあります。それを踏まえて、医師と相談のうえ現実的な判断ができるでしょう。また、大人には感染しないというわけではなく、抵抗力が落ちていたり、感染対策を怠ったりした場合にはうつることもありえます。


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