喘息(ぜんそく)

喘息と過去に診断されたが現在は治療なし…短期間で治る?

喘息といえば一生付き合っていく病気という印象があり、喘息と診断されるかどうかは非常に気になるところです。激しい運動をすると咳が止まらなくなる子どもの症状が気になっているママからの相談に対し、看護師さんたちはどんなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「今は治療していないが、一度診断された喘息はどうなった?」

7歳の息子は、小さい頃から激しい運動をすると咳が止まらなくなることがあり、耳鼻科や小児科を受診しましたが喘息の診断はされませんでした。一度、小児科で喘息といわれて吸入を1カ月ほど続けたことはありますが、その後は先生からは何もいわれません。最近は大きくなったからか、何カ月かに一度くらいになりました。喘息ってずっと付き合っていく病気ではないのですか?短期間で治ることもあるのですか。(20代・女性)

喘息と喘息様気管支炎は違う

喘息とはまた別に、感染症からくる喘息様気管支炎というものがあり、これは一時的なものです。症状はよく似ているのですが、同じものではありません。

喘息は、ダニやハウスダストなどのアレルゲンによって、気管支が炎症を起こし、ウイルスや細菌の感染にかかわらず、気管支が狭くなるため、ゼーゼーといった呼吸音や呼吸困難を伴います。喘息様気管支炎は、ウイルスや細菌による感染症で気管支の炎症が起こり、喘息同様の症状が出るため喘息様気管支炎といわれていますが、一時的なもので、ウイルスや細菌が除去されれば、症状は改善されます。(産科看護師)
喘息の原因はアレルギーやタバコ、排気ガスなど吸うことで気管支に炎症を起こし、空気の通り道を狭くすることで起きます。季節の変わり目で寒くなると起きたり、運動をして起こす場合もあります。風邪などの感染症で気管支炎でも起きる可能性はありますが、そういった場合は一時的なもので治まることが多いです。(内科看護師)

子どもの場合は成長とともに改善されることが多い

喘息の場合も、喘息様気管支炎の場合も、成長に伴い気管支が発達してくると、自然に改善することが多いようです。

小さい子どもの風邪などの感染症の場合、同じような症状が出るため判断が難しく、喘息様気管支炎でも、喘息を念頭に置いた治療がされます。100%ではありませんが、喘息様気管支炎や喘息でも、お子さんが成長して抵抗力がつき、気管支も発達すると、自然に改善されることがあります。(産科看護師)

喘息と同じような症状が出る喘息様気管支炎は一時的なものです。子どもの場合、判断が難しく、喘息様気管支炎でも喘息を念頭に置いた治療が行われますが、どちらにしても成長とともに自然に改善されることが多いようです。


2016/01/02

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