溶連菌

2016/01/02

何度も溶連菌にかかる息子…どうして?何歳まで続くの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

何度も溶連菌にかかる息子…どうして?何歳まで続くの?

ほかの子どもはだいたい1度だけなのに、どうしてうちの子どもだけ繰り返し溶連菌にかかってしまうのかと、理解に苦しんでいるママからの相談が寄せられました。看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「息子だけ溶連菌に何度も何度もかかります」

現在8歳の息子は、4歳のときに初めて溶連菌感染症にかかってから、年に1~2回は必ずかかります。息子の2歳上の娘もいますが、ずっと一緒にいながらも、娘は1度もかかったことがありません。お友達でも、かかったことがあっても1度だけという子ばかりで、どうして息子は何度も何度もかかるのだろう、いつまでかかるのだろうと、いつも思ってしまいます。これは仕方のないことで、年齢とともに落ち着くのでしょうか。(30代・女性)

違う型の溶連菌に感染すると発症する

ひとことで溶連菌といっても、いろいろなタイプの溶連菌があるようです。かかったことのあるタイプの菌には抗体ができていても、別のタイプの菌には、またかかってしまいます。また、体内に保菌していて、抵抗力が落ちると発症するケースもあります。

溶連菌は決して珍しい菌ではありません。溶連菌感染症でよく見られるのはA群であり、A群には何種類もあるので、一度かかってもまた別の種類の菌にかかってしまうことがあります。また、溶連菌は喉の奥に保菌している人もおり、免疫が落ちたりするとその菌が悪さをして炎症を起こすこともあります。喉の奥にいる場合もありますので、検査をすれば溶連菌が検出されますので溶連菌感染症と診断されるのでしょう。(内科看護師)
溶連菌には複数の型があるので、一度感染して抗体ができても違う型の細菌に感染する場合がありますし、元々体内にも存在する細菌ですから、抵抗力が落ちたときには大人でも発症します。成長とともに抵抗力がついてくれば感染しにくくなるでしょうが、まったく感染しないわけではありません。(産科看護師)

日頃の風邪予防と体力づくりが大切

感染対策と体力づくりに努め、処方された薬はきちんと飲み終えるようにすることで、再発の繰り返しを予防できます。普通は成長とともに抵抗力も向上しますので、再発も落ち着いてくることが多いようです。

溶連菌には有効なワクチンがありませんから、うがいや手洗いなど、日頃から予防を心がけてください。感染経路は飛沫感染、接触感染ですから、感染者との接触は控えてください。今後の感染を防ぐために、栄養のバランスのとれた食事をすること、運動して体力、抵抗力をつけてください。(産科看護師)
大人になってもかかる場合がありますので、年齢が上がればかからないわけではありませんが、次第に落ち着いていくものと思われます。薬も医師に処方された場合は、症状がなく熱が下がってからも処方された分は飲むようにしてください。そういったことでも、体内にわずかに菌が残っていて何かの拍子に悪さをする可能性を防げます。(内科看護師)

溶連菌にも数種類あり、種類が違うと感染します。また、体内に保菌しているものが、体力が落ちたときに再発する場合もあります。一般に年齢とともに抵抗力がつき、再発を繰り返すことは少なくなることが多いようです。処方された薬はきちんと飲み、普段の感染対策と体力づくりに努めましょう。


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