病院選び

2015/12/25

妊娠6週、過去に5回の早期流産…産院選びの基準は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠6週、過去に5回の早期流産…産院選びの基準は?

「出産は病気ではない」といわれますが、実はどのような妊婦さんにとってもリスクの高い大仕事なのです。ハイリスク出産のため産院選びに悩む妊婦さんに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「過去に5回の流産したこともあり、産院選びに悩んでいます」

42歳で妊娠6週です。過去5回の妊娠で、いずれも早期流産しています。まだ胎嚢が小さく心拍も確認できず、つわりがないのが心配です。心拍が確認できたら産院を決める必要がありますが、不育症や年齢的な問題からハイリスク出産になると思います。候補は、車で5分・小児科ありNICUなしの医療センター、車で60分・NICUのある医療センター、車で40分・周産期センターのある大学病院(流産で入院時、医療スタッフに不信感あり)です。(40代・女性)

緊急時の対応・通院の利便さ・お産のこだわりなどを基準に選択を

産院は安心して治療が受けられ、医療スタッフに信頼を持てるところがよいでしょう。緊急時に適切な対応ができること、通院しやすいこと、出産に対するこだわりなどを基準に考えて決めましょう。

産院は、自分が安心して治療を受けられ、医療スタッフに信頼が持てるところがよいでしょう。NICUがなくても小児科医がいれば対応できますし、万が一の場合でもすぐに搬送でき、万全の対策をとってくれるのでしたら病院にまかせてよいと思います。出産まで頻回に通院しなければなりませんので、車や交通機関を利用した長時間の通院は、お腹が大きくなってくると負担になるのではないかと思います。(産科看護師)
できればNICUが入っている病院のほうが安心かと思います。しかし、通うのが負担となり、何かあったときに搬送等の対応もできるなら近くの病院でもよいかもしれません。他に、こんな風に産みたい、料金・サポートなど、何かこだわりがあれば、それを基準にして病院選びをしてもよいでしょう。(健康管理科看護師)

医療スタッフとの相性は大切、信頼でき納得のいく病院で出産を

大学病院は学生も含め医療スタッフが多いため、相性の悪い場合があるかもしれませんが、嫌なことは拒否でき、セカンドオピニオンも可能です。家族と話し合い、信頼でき納得のいく病院で出産できるとよいでしょう。

大学病院は設備が整って安心ですが、医療スタッフが大勢いますので、相性の悪いスタッフもいると思います。また、大学病院は医師や看護師を育てる機関でもありますので、学生がつく場合もあります。しかしその場合は、医師や看護師から事前に説明があり、拒否することもできます。受診してみて気に入らなくてもセカンドオピニオンができますので、家族とも話し合って、自分が納得のいく病院で治療し、出産を迎えてください。(産科看護師)
医師との信頼関係は大切ですので、医師とうまくいかない病院はおすすめできません。病院選びは迷いどころですが、家族ともよく相談して決めてください。なお、心拍が確認できる時期には個人差があり、7週目あたりから確認できる人もいます。次回の受診時に確認できるとよいですね。つわりについても同様に個人差がありますので、あまり深刻に考えすぎないでください。(健康管理科看護師)

産院は、医療スタッフが信頼でき安心して治療を受けられるところ、さらに緊急時の対応や通院のしやすさなどを基準にして選ぶことも一案です。家族ともよく話し合って、納得のいく出産ができるところを選ぶとよいようです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加