つわり

妊娠11週なのにつわりが治まらない…入院が必要な基準は?

妊娠は赤ちゃんを授かった喜びでいっぱいの反面、つわりで青い顔をしてフラフラになってしまうことも。つわり入院を耳にすることもありますが、入院した方がよいレベルを見極める基準はあるのでしょうか。

ママからの相談:「妊娠つわりで入院する基準は?」

妊娠11週目ですが、つわりがおさまる気配がありません。体重も妊娠前からすでに10kgほど減り、吐き気と頭痛で毎日ふらふらします。水分を摂っても吐いてしまうことが多く、脱水症状を起こしそうで心配です。つわりでの入院には、具体的な基準があるのでしょうか。入院して点滴すれば症状が軽くなるのでしょうか。(20代・女性)

まずはお医者様に相談を

つらいつわりの症状。「つわりだから当たり前」「仕方がない」という思い込みで、無理にでも頑張ろうとするお母さんも多いことでしょう。けれども、症状によっては入院が必要なこともあるようです。

具体的な基準はありませんが、食事や水分が摂れず、明らかに体重減少があるのでしたら、短期間でも入院して安静にすることをおすすめします。(産科婦人科看護師)
妊娠は嬉しいものですが、妊娠つわりはつらいものです。吐き気が常に続き体重も激しく減少、水分を摂取しても吐いてしまうようであれば、病院で点滴を受ける必要があります。(内科看護師)
吐いたときに血液や胃液などは含まれていますか。尿量は減少していませんか。めまいや立ちくらみ、頭痛などは脱水症状を起こしている可能性があります。妊娠つわりが進行して脱水症状がひどくなると母体にも危険です。かかりつけの産科に相談して、適切な処置を受けるようにしましょう。(内科看護師)

赤ちゃんのためにも自分の体調を優先に

つわりは病気ではありませんが、母体の危険は大切な赤ちゃんの危険にも直接つながってしまいます。必要なときに入院することは、決して甘えではないのです。

つわりがひどくて入院した場合、栄養剤の点滴と安静が基本になります。自宅で安静を心がけても、ついつい家事を行ったり、やらなければならない用事があったり、来客があったりして、十分に安静にできないと思います。入院すると、自分の体調管理が優先されますから、自宅にいるよりは回復が早いと思います。(産科婦人科看護師)
脱水では体内の水分だけでなく、ナトリウムやカリウムといった電解質も失われます。点滴をすることにより水分補給だけでなく、ブトウ糖やビタミンなどの栄養も同時に補給できます。また、点滴によっては妊娠つわりの症状も軽減します。(内科看護師)
入院に抵抗があれば、外来で点滴を受けることもできます。栄養が不足すると、赤ちゃんの発育にも影響しますし、お母さんの体力も消耗します。無理せず、少しでも母子ともに負担がかからないことを考えてください。(産科婦人科看護師)

つわりはずっと続くものではありませんが、耐えるにも限度があります。あまりにも症状が強いようでしたら、主治医の先生に相談して、つらいつわりの時期を乗り越える手助けをしてもらうのがよいようです。


2016/01/01

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