妊活・妊娠したい

生理周期が50~60日と長く経血が少ない…これは不妊の原因?

妊娠を希望する女性にとって、生理周期や排卵リズムを把握することは妊活の第一歩です。生理周期が長すぎることを心配する女性に対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

妊活中の女性からの相談:「生理周期が長いと妊娠しにくい?」

妊活を始めて1年になる32歳です。生理の周期が約50~60日と一般の方より長く、2カ月に1回あるかないかです。経血の量をみても、1日ナプキンを変えなくてもよい日があったり、夜はまったくナプキンが汚れていなかったりします。基礎体温を測ると高温期と低温期にきっちりと分かれているので、排卵の日は予測できるのですが、このような生理で大丈夫なのでしょうか。たとえ着床したとしても赤ちゃんがきちんと育つでしょうか。(30代・女性)

生理周期が長い状態のことを稀発生理という

生理周期が一般より長い状態を、稀発生理といいます。原因はいくつか考えられますが、正常な状態ではないので放置しないほうがよいでしょう。

一般的な生理周期は25~38日です。これよりも長い状態を稀発生理といい、生理の間隔が90日以上ある場合は無月経と判断されます。原因としては、卵胞の中にある卵子を成長させる卵胞刺激ホルモンの分泌低下により、脳への伝達がうまくいかず、卵胞の成長が遅れて生理周期が長くなることや、無排卵の場合が考えられます。(婦人科看護師)
稀発月経は正常な状態ではありません。まだ30代だから大丈夫だと思い生理周期が長い状態を放っておくと、閉経してしまう可能性も否定できません。経血の量も極端に低いようですので心配です。(循環器内科看護師)

稀発生理の不妊治療について

稀発生理でも排卵が起こっていれば妊娠は可能ですが、早く妊娠したい方などには薬剤を使用して治療することもできます。自己判断せず、医療機関で相談しましょう。

基礎体温を測り、きちんと排卵が行われているならば妊娠は可能ですが、一度、医療機関を受診することをおすすめします。妊娠を希望しているにもかかわらず1年以上も兆候がないのは、不妊と呼ばれる状態かもしれません。(循環器内科看護師)
稀発生理の場合、排卵が起こっていれば治療はせず経過をみます。早く妊娠したい方や、妊娠したくてもなかなかできない方には、ピルにより生理周期を整えたり、排卵誘発剤を使って定期的に排卵を促す治療が行われます。不妊治療に関しては自己判断せず、専門の医療機関で検査して取り組んでください。(婦人科看護師)

一般的な周期よりも長い生理周期である状態を稀発生理といいます。稀発生理でもきちんと排卵があれば妊娠は可能ですが、薬剤を用いた不妊治療を行うこともできるようです。治療については自己判断せず医療機関を受診することも一案です。


2015/12/30

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