歯のトラブル

2015/12/30

妊娠7週、赤ちゃんのことを考えて歯の治療を中断すべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠7週、赤ちゃんのことを考えて歯の治療を中断すべき?

歯のトラブルは、妊娠していてもしていなくても起こるものです。妊娠初期の歯の治療についての質問に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

プレママからの質問:「妊娠初期は、レントゲンや麻酔を伴う歯の治療を避けるべき?」

不妊治療をしてようやく授かった命が、ようやく妊娠7週に入りました。実は、現在歯の治療中なのですが、妊娠初期に気を付けるべき点はあるでしょうか。たとえば、妊娠中はレントゲン写真を撮るのはよくないと聞きますが、歯のレントゲン写真を撮ることも控えた方がよいのでしょうか。また、歯の治療中に麻酔等を使用することもありますが、妊娠初期の今は、胎児への影響を考えるとやめておいた方がよいのでしょうか。(30代・女性)

妊娠中に歯の治療を済ませておいたほうがよい

妊娠中は歯のトラブルが起きやすいです。治療はできますので、妊娠中に治療を済ませておくとよいようです。

妊娠中に歯の治療を避ける必要はありません。妊娠中はカルシウムが不足がちになったり、感染しやすい状態になるため、虫歯や歯のトラブルが起きやすくなります。出産すると歯科に通うのも難しくなりますから、妊娠中に歯の治療を行うことはよいことです。(産科・婦人科看護師)

歯のレントゲンは妊娠中も問題なし

歯の治療に使われるレントゲンや麻酔は、妊娠中に利用しても問題ないと教えてくれました。

麻酔は、無痛分娩にも使用する麻酔薬ですので問題ありません。(産科・婦人科看護師)
普通の歯医者で使用するレントゲンの場合は、妊娠中の胎児に影響を与えるぐらいの放射線量はないといわれています。また、レントゲンを撮る場合は、防護服を着用してお腹に放射線が当たらないようにすることができますので、安心してレントゲンを受けて大丈夫です。それでも心配であれば、デジタルレントゲンがある歯医者を利用してはどうでしょうか。(内科看護師)
歯科の麻酔は局所で麻酔量も少なく、母子ともに影響が起きることは考えられませんので大丈夫です。(内科看護師)

できれば安定期に治療して

歯の治療は妊娠中期の安定期に行うとよいようです。妊娠初期と後期に避けたほうがよい理由についてもアドバイスしてくれました。

妊娠初期の注意点としては、病院のにおいでつわりを誘発すること、長時間待たされたり、同じ姿勢でいるため、お腹に負担がかかること、診察室は室温が低いことがあるので、身体が冷えてしまうことがあります。また、妊娠中は感染しやすいので抜歯できません。事前に妊娠していると伝えれば配慮してくれますが、体調を考慮すると妊娠中期、安定期に入ってからの治療をおすすめします。(産科・婦人科看護師)
歯医者での治療は安定期に行う方がよいと考えます。妊娠初期は少しの緊張や長時間にわたる治療で流産する人もいますので注意が必要です。また、妊娠後期はお腹が出てきますので、同じ姿勢で寝ることはかなり身体に負担になりますし、お腹が張る原因にもなりますので歯医者で寝る姿勢はかなりつらいでしょう。(内科看護師)

妊娠中は歯のトラブルが起こりやすく、出産後は通院が難しいため妊娠中に歯の治療をしておいたほうがよいですが、できれば安定期に治療したほうがよいようです。歯の治療に使われるレントゲンや麻酔は、胎児には影響ないそうです。


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