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福岡でカフェイン中毒による死亡者。妊婦なら知っておきたいカフェインの胎児への影響

今月21日、福岡大学の発表により九州地方に住む男性がカフェイン中毒で亡くなったことが明らかになりました。原因は男性が眠気覚ましに使用していたエナジードリンクとカフェイン入りの錠剤の過剰摂取と考えられています。
エナジードリンクやカフェイン入りの錠剤に限らず、カフェイン入りのものは妊婦さんにとって控えた方が良いもののひとつと言われていますが、コーヒーやチョコレート、紅茶などのカフェインを含むものをつい摂取してしまう方は多いのではないでしょうか?
カフェインが母体と胎児に及ぼす影響、また摂取する場合にはどのくらいを目安に摂取すべきなのかについてご紹介していきたいと思います。

そもそもなんで妊婦はカフェインを控えなければいけないの?

カフェインを過剰に摂ることで母体と胎児の両方に様々な影響が出るという研究が報告されています。
カフェインにはカルシウムを尿によって排出してしまう作用があり、その結果妊婦さんがカルシウム不足、鉄欠乏性貧血を引き起こす恐れがあります。
また胎盤を通して胎児にカフェインが送られると胎児の肝機能が十分に発達していないため、そのまま体内に蓄積されてしまい、その結果生まれた赤ちゃんが興奮しやすくなると考えられています。その他にもカフェインを摂取することで胎盤の血流量が減少するため、胎児が必要な酸素や栄養が摂取できなくなってしまい、発育不全、流産、最悪の場合には死産に至るケースもあると言われています。

1日に摂って良いカフェインの量って?

カフェインを飲みすぎることによる胎児への影響も研究されているものの、全く飲んではいけないという訳ではありません。むしろコーヒーを飲まないことによってストレスが溜まってしまうのであれば、逆にそれが問題にもなります。妊婦さんならば1日に100~150mg以下のカフェインを摂取しても良いと言われています。コーヒーなら1日約1~2杯、煎茶やウーロン茶ならば3~4杯飲んでも問題はないでしょう。

朝1日の始まりにコーヒーを飲む。口さみしい時にチョコを買う。忙しい1日の終わりに紅茶を飲む。日常の中でカフェインを摂取するタイミングはいくつも浮かぶのではないでしょうか?
自分が日々摂取する物にどのくらいカフェインが含まれているかを一度把握し、ストレスのない程度にノンカフェイン飲料などに切り替えることを検討することが大切と言えます。


2015/12/22

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この記事の監修/執筆

イクシル編集部