水いぼ

水いぼ治療…取らずに自然治癒を待つ方針で本当に大丈夫?

水いぼといえば以前はピンセットでとるものだと思われていましたが、最近では取らずに自然に治るのを待つ方針の医師も増えています。そうはいっても子どもがかきむしってしまい、水いぼが増えることも心配だというママからの相談に対し、看護師さんたちの答えとは。

ママからの質問:「水いぼの治療法について」

最近は、水いぼはピンセットで取らず、自然治癒するのが一般的だと聞きました。しかしそれでは、みずいぼが増えてしまうのではないかと心配です。水いぼの箇所をかゆがっているときもあり、できるだけかきむしらないようにさせていますが、無意識にかいているときもあります。かゆみ止めを貰いましたが、薬を塗ってもかゆそうです。何か他に、水いぼ治療によいものはないのでしょうか。(20代・女性)

水いぼ治療は医師により選択は様々

水いぼを取る治療にも、取らずに自然治癒を待つ方法にも、それぞれメリットとデメリットがあるようです。

水いぼは、抗体ができれば自然治癒するといわれていますから、無理に潰さず、自然に改善するのを待つ方針の医師もいます。潰して、他の部位に浸出液がついた場合は、さらに感染を広めてしまうからです。しかし、抗体ができるまでには、長期間を要しますし、医師によっては、発疹の中のウイルスを除去することで、早めに治癒させる方がよいという考えもあります。(産科看護師)
水いぼはたしかに、以前はピンセットで取り除くという方法もありました。現在は、取り除く際に細菌の侵入をゆるして患部が感染する可能性もあるため、必ずしも潰す方法を選択しなくなりました。もちろん例外もあります。現在は、ベテランの皮膚科医の先生でなければ、まずは経過観察というスタンスが多いでしょう。(内科看護師)

冷やす、消毒する、保湿する

かきむしらないようにすることが一番大切ですので、冷やす、保湿するなどの工夫を。また、ウイルスが広がらないように消毒液などを利用して対策しましょう。かゆみと水いぼ増加の悪循環がどうしようもない場合は、ピンセットで取るよう医師に頼むとよいでしょう。

かいてしまうことで、イボの中にいたウイルスが周りに新たな皮膚病変をつくることになります。患部を冷やすなどの方法もありますが、親御さんがお子さんの様子がかわいそうでつらい場合であれば、ピンセットで除去という昔ながらの選択肢を行ってくれる場合もありますよ。あとは軟膏にも保湿成分は含まれていると思いますが、肌を乾燥させないようにケアしてあげることも、新たな水いぼを作らないようにするためには重要といえます。(内科看護師)
お子さんがかきむしるようでしたら、かゆみ止めを塗ったうえで、ガーゼで保護してください。保冷剤で冷やしてあげてもいいでしょう。入浴後にイソジン液を塗ったら効果があったケースもありますし、木酢液や竹酢液を湯船に入れたり、木酢を配合したクリームを塗って改善したケースもあります。一度、試してみてください。(産科看護師)

水いぼをピンセットで取るか、自然治癒を待つかは、医師により方針が異なり、どちらもメリットとデメリットがあります。冷やしたり保湿に努めてかきむしらないようにする、消毒するなど、水いぼを増やさない工夫を。どうしても必要だと思えるようでしたら、医師に頼んで取ってもらうのがよいでしょう。


2016/01/03

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