喘息(ぜんそく)

喘息(ぜんそく)にサプリ…効果ないが飲み続けて大丈夫?

子どもが喘息にかかっていると、少しでも体質を改善できたらと願って、アレルギーに効くとされるサプリを飲ませているママもいることでしょう。サプリが特に効いている様子がないため、このまま飲ませ続けてよいのか、他にできることはないかという相談に対して、専門家の答えとは。

ママからの質問:「喘息によい漢方や、気をつけることとは?」

8歳の子どもは3歳の頃から気管支喘息と診断され、現在アレルギー薬を処方されています。アレルギーの血液検査ではハウスダストの数値が高く、あと稲科の植物、動物の毛などにも反応しています。アレルギーによいサプリとして「しその実油」「甜茶」を飲ませていますが、特に改善している様子もわかりません。このまま飲ませてよいのでしょうか。また漢方的によい食べ物や気をつけることがあれば教えてください。(30代・女性)

効果を過信せず、主治医に相談して使用を

できればサプリメントの使用についても、主治医にひとこと相談したほうが安心です。また、サプリは食品ですので、効果に関して過大な期待はしないのが賢明のようです。

サプリや漢方薬は副作用がほとんどないメリットがありますが、思ったような効果が現れず、長期にわたって服用しなければなりません。特に子どもでしたら、服用を続けてよいのか不安になるかと思います。サプリの使用について、主治医はご存じでしょうか?症状が改善されなくても、悪化せずに安定した状態が続いているのでしたら、服用を続けてもよいと思いますが、できたら、主治医と相談してからがよいでしょう。(産科看護師)
サプリはあくまで食品であり薬ではありません。効果があったらいいな、という程度に考えてください。(内科医師)

環境に気を配り、きちんと治療を

サプリや食べ物は体質改善の一助とはなるものの、病院での治療に代わるものではありません。悪化を防ぐために薬をきちんと飲み、風邪を予防して、生活環境からアレルゲンを極力除去するよう努めましょう。

喘息は悪化すれば命に関わることもありますので、基本的には病院で指示された薬をきちんと服用することが大切です。喘息の基本は風邪を引かないようにすることと、症状がなくても薬を続けることです。ぜんそくによい食べ物としてブロッコリーや大根おろし、黒豆、ジャガイモ、レンコンなどがありますが、やはり薬ではありませんので、体質改善と考えて摂取しましょう。(内科医師)
せっかく服用していても、生活環境がダニやホコリだらけですと意味がありませんから、こまめに掃除して、ダニやホコリをためないようにしてください。お子さんが主に過ごす部屋はフローリングがよいのですが、掃除するときは、ホコリをまき散らしやすいので、まず雑巾がけしてから、掃除機をかけるようにしてください。布団はダニを除去できる布団クリーナーでこまめにダニを除去してください。(産科看護師)

サプリは食品ですので、効果については過大な期待はできません。できれば主治医に相談のうえ、続けるかどうか決めたほうがよいようです。また、食べ物やサプリで体質改善をすると同時に、病院の薬をきちんと飲む、生活環境からアレルゲンを除去するなど基本的なことにもしっかり取り組みましょう。


2016/01/03

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