つわり

妊娠12週、つわりがひどいが残業も…どう調整する?

妊娠中でもいきいきと仕事を続ける女性が増えていますが、働く女性にとっての妊娠中の最大の難関が「つわり」。つわりと仕事に対する責任感、いったいどうコントロールしていけばよいのでしょうか。

ママからの相談:「つわり中の残業、切り上げるべき症状は?」

妊娠12週です。つわりが続いていて、仕事が忙しいときは、つわりのつらさが増すような気がします。具体的には残業時間が長く、帰宅すると目の前がチカチカしたり、そのまま横になってしばらく休んでからではないと動けないような状態です。残業を切り上げるべきタイミングやサインがあれば教えてください。(20代・女性)

「疲れたな」と思ったら仕事を切り上げて

普通の人でも、一日の仕事が終わるとどっと疲れを感じるもの。妊娠中、身体の変化が進行形の女性ならなおさらのことです。仕事への責任を遂行するためには、残業を切り上げる判断も大切です。

疲れてきたなと思ったら、仕事を切り上げましょう。母体が疲れているときは胎児も疲れていると思ってください。可能でしたら早く帰宅して静養したり、上司に説明して理解してもらうことも大切です。妊娠16週から安定期に入りますが、それまではとにかく無理は禁物です。(内科看護師)
疲れたと思ったら、仕事中でも休むようにしてください。体調が悪いときには、仕事を休むわけにはいかないのでしょうか。妊娠初期は普段の生活でも流産しやすい時期です。残業やストレスを感じる仕事は推奨できません。(産科看護師)
今日やらなければ明日の仕事が増えるのでしたら、上司に相談して仕事量を減らしてもらったり、同僚に協力してもらうなどして、乗り切るのも一つの方法です。(産科看護師)
どのタイミングで残業を切り上げるかは、ご自身の判断になりますが、身体がきついと思ったら早めに切り上げましょう。お腹が張ったり出血があるときは、とくに安静にしなければなりません。無理をしないようにしてください。(産科看護師)

こんな点にも注意して

妊娠中のお母さんと赤ちゃんは、一心同体。お母さんの負担は、そのまま赤ちゃんの身体にも負担になっているとのこと。妊娠中の過ごし方のヒントを、もう少し聞いてみましょう。

長時間、同じ姿勢を続けていると、お腹に負担がかかりますし、椅子に座った状態は下半身が冷えやすく血行が悪くなります。(産科看護師)
妊娠中はホルモンのバランスも崩れがち。疲労などにより、つわりの症状が増すこともあります。目がちかちかするのは貧血の症状が疑われますし、低血圧でもめまいなどが起こります。妊娠中は赤ちゃんにも血液が通うため、貧血になりやすいのです。鉄分の多い食品を意識して摂るように心がけましょう。(内科看護師)
妊娠12週以降は、つわりの症状が少しずつ軽減していく時期です。仕事が忙しくなると食事を摂るのも忘れがちですが、空腹はつわりを助長する原因になります。アメや一口サイズの食べ物を常備して、空腹になるのを防ぐようにしましょう。(内科看護師)

安定期に入って、つわりの症状がおさまってくるまであと少し。無理は禁物です。「疲れたな」というその気持ちに素直に従って、大切な赤ちゃんを優しく守ってあげるのがよいようです。


2016/01/06

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