つわり

2016/01/06

つわりのせいで偏食に…お腹の赤ちゃんへの栄養は大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

つわりのせいで偏食に…お腹の赤ちゃんへの栄養は大丈夫?

妊娠中は味覚が変わったり、つわりのために大好物だったものも食べられなくなることがあります。つわり中に食べられるものが限られて偏食になってしまうと、赤ちゃんの成長に悪い影響を与えてしまうのでしょうか。

ママからの相談:「つわりで偏ってしまっている食事を改善したい」

つわりがひどくて、妊娠3カ月頃には水分も全く摂れない日が3日間ほど続き、点滴で乗り切りました。現在4カ月に入って、少しは食事を取れるようになりましたが、においがダメで食べられないものが多く、偏った食事になってしまっています。赤ちゃんにはちゃんと栄養がいっているのでしょうか。(30代・女性)

妊娠中に偏食になっても大丈夫?

おなかの赤ちゃんへの栄養供給源は、お母さんだけ。そんなお母さんが偏った食事をすることは、赤ちゃんにとっては大問題なのでは…。専門家の意見をうかがってみましょう。

偏った食事が具体的にどのようなものかわかりませんが、脂っこいものや甘い物ばかりでなければ問題ありません。食べられるものを摂るようにしてください。(産科婦人科看護師)
食事がとれなくても、蓄えられた栄養で赤ちゃんは成長します。つわりが治まるまでは、無理をしなくても大丈夫です。ただし、糖分、塩分の摂りすぎには注意してください。(産科婦人科看護師)
つわりのある時期は食べられるものを少量ずつ、数回に分けて摂取するようにしましょう。(内科看護師)
妊娠のつわりは、妊娠8週から11週くらいまでといわれていますが、個人差があり、妊娠後期まで続く妊婦さんもいます。一般的には妊娠12週から16週の頃には、つわりも治まってきます。安定期に入る妊娠16週には、つわりもほとんどなくなり、快適な生活が送れるようになります。 (内科看護師)

偏った食事を改善する工夫

お母さんがつわりに苦しんでいるとき、赤ちゃんも与えられた環境で頑張っているのですね。そんな赤ちゃんにできるだけ栄養を届けてあげるために、また、つわりの症状を和らげるためには、こんな方法も。

できれば少量ずつでもよいので、いろいろな食材を取り入れるのが理想です。野菜でも煮物、揚げ物、ジュース、スープなど、いろいろアレンジできますから、調理法を工夫してみてください。(産科婦人科看護師)
臭いが無理でしたら、炊き立てのご飯は冷ましてから食べてみてください。おかずは海藻類やキノコ類、豆腐などの臭いの少ないものを薄味でとるようにしてください。 (産科婦人科看護師)
栄養が気になるのでしたら、産科医師と相談して妊婦さん向けの栄養ドリンクを飲んだり、液状の野菜スープを作って食べるのもよいでしょう。スープでしたら、さらさらして食べやすく栄養もとれます。(内科看護師)
ストレスでつわりがひどくなるともいわれていますので、できるだけリラックスして過ごしましょう。(内科看護師)
水分補給ができないと脱水症状になってしまいますので、氷をなめたり刺激が少ない果物を摂るなどの工夫とするとよいでしょう。また、空腹感がつわりの原因になることもあるので、アメなどを常備しておくのもよい方法です。(内科看護師)

なるべく栄養バランスを考えてあげたいものですが、一時的に赤ちゃんへの栄養が偏っても大きな問題はないようですね。つわりが終わるまではあまり考え過ぎず、食べられるものを食べて乗り切るのがよいようです。


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