運動

妊娠中の2万歩のウォーキング…これって身体によくない?

妊娠中、適度な運動で身体を鍛えておくことは、安産につながるとして推奨されています。しかし、度を越した運動や、やり方や時期を間違えると逆効果。妊娠中のウォーキングは、どれくらいが適切といえるのでしょうか。

ママからの相談:「妊娠中の散歩はどれくらいがよいのでしょうか」

最近、つわりがおさまり、動けるようになってきました。運動はまだ無理そうですので、散歩をしたいと思っていますが、どのくらいを目安にすればよいですか。友人たちとの食事や散歩で気がつくと何時間も歩いてしまっているときがあり、万歩計では2万歩も歩いていました。これは歩きすぎでしょうか。 (30代・女性)

運動などを始める時期や量は主治医と相談を

運動などを開始してよい時期や量は、妊娠の時期や本人の体調によるため、一概にいうことはできないようです。調子がよいからと自己判断せず、一度、主治医に相談してみるのが確実なようですね。

主治医から運動の制限がなければ、かまいませんが、普通、積極的に運動をすすめるのは、妊娠後期に入って予定日が近づいてからです。妊娠の初期ですと、普段の家事をこなすこと、体調がよければ30分程度の散歩をするくらいが適当です。(産科看護師)
つわりもおさまって動ける時期というと安定期に入った頃でしょうか。妊婦でも適度な運動はストレス解消や体重増加、便秘予防に効果的です。ただし調子がよいと、つい歩きすぎたり運動が過剰になり、母体に悪影響が出ることがありますので気を付けてください。(内科看護師)
運動不足と思うのでしたら、主治医と相談して、体操やヨガ、マタニティースイミングなどを始めてください。安産のために運動することはよいことですが、過剰な運動量ではなく、毎日の適度な運動を心がけてください。また、お腹が張るときや、出血があるときの運動は厳禁です。(産科看護師)

妊娠中の散歩について

主治医の先生から許可が出たら、さっそくお散歩に出かけてみましょう。ただし、くれぐれも妊娠中ということを忘れずに。注意事項を意識して歩きましょう。

散歩は周りの景色を見ながら、ゆっくりしたペースで歩いてください。何時間も歩いたり2万歩ものウォーキングは、足がむくんだり筋肉が疲労したりするなど、逆に体に負担をかけてしまいます。(産科看護師)
ウォーキングの歩数の目安は1日5千歩から1万歩。時間にすると、15分~30分が理想です。ウォーキングをするときは、水分補給のために最低でもペットボトル1本の水か麦茶を持参します。スポーツ飲料はカロリーが高めで糖分も多く含みますので、避けましょう。母子手帳や携帯電話、タクシー代などを持参して、途中で具合が悪くなったときに帰宅できるようにしましょう。(内科看護師)
ウォーキングコースは、自然の多い土手や公園などを選ぶとリフレッシュできますね。また、妊娠28週以降はお腹も大きくなって張ってくる時期ですので、運動やウォーキングは控えるようにしてください。(内科看護師)

外の空気や季節を感じながらのお散歩。気持ちよくリフレッシュするには最適ですが、お腹の赤ちゃんを常に意識して、適度な運動になるように心がけるのがよいようです。


2016/01/07

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