食べ悪阻

妊娠15週、食べづわりで太り尿漏も…よい対策は?

妊娠中は、抑えられない食欲や尿漏れに悩む妊婦さんが少なくありません。食べづわりによる体重増加と、尿漏れに悩む妊婦さんからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

プレママからの相談:「食べづわりによる急激な体重増加と、尿漏れに悩んでいます」

現在、妊娠15週です。ひどい食べづわりで、すでに8kg太ってしまい、階段を上がるだけで息切れしています。治まる気配がまったくないのでこのまま体重が増え続けてしまうのではと心配です。他にも尿漏れがあり、気付かないうちに下着が汚れています。仕方ないとはいわれますが、やはり妊婦特有のにおいもしますし、かなり気になってしまいます。何か対策があれば教えてください。(20代・女性)

摂取カロリーを意識して

これ以上の体重増加には注意しましょう。摂取カロリーについてもアドバイスがありました。

一般的に妊娠期間、全体を通しての体重増加の目安は8~10kgです。これ以上、体重が増えないように注意し、赤ちゃんの成長をみながら医師の指示をあおいでください。妊娠15週までの摂取カロリーは、1日に2050kcalくらいで、16~28週目までは2000~2250kcalくらいです。(産科・婦人科看護師)

低GI食品や低カロリーの食品を試してみて

低GI食品は腹持ちが比較的よいようです。カロリーの少ない食品を食べたり、食事の回数を変える方法もあります。

食べ過ぎには、高血圧や糖尿病といったリスクがあり、産道に脂肪がつくと分娩の際に赤ちゃんが出てこられなくなる可能性も否定できません。食べづわり対策として、カロリーが少なく、腹持ちもよい低GI食品に変えてみてはいかがでしょうか。低GI食品には血糖の上昇を抑えてくれる働きがあるため空腹を感じにくく、つまり腹持ちがよくなります。たとえば、食パンを小麦ではなく全粒粉のものに変えるだけでも違います。(泌尿器科看護師)
食べないと気分が悪くなるのでしたら、食事以外では、海藻類、キノコ類、こんにゃく、茹でた野菜など、栄養価があり、カロリーの低いものを摂るようにしてください。お腹が空くようでしたら、3食でなく、1回の食事量を減らして、数回に分けて食べるようにしてください。(産科・婦人科看護師)

尿漏れ対策のためには、骨盤底筋などを鍛えて

尿漏れの原因と、対策を教えてくれました。体調のよいときに散歩をしたり、骨盤底筋を鍛える体操などを行うとよいようです。

妊娠中の尿漏れは、大きくなった子宮に膀胱が圧迫されることが原因ですが、産後も骨盤底筋の緩みによって起こりやすいです。体調がよいときは、散歩や体操などで下半身を鍛えるようにしてください。また、膀胱括約筋を鍛えるために、肛門をきゅっと引き締める運動を行ったり、排尿の途中で、あえて排尿を止める訓練もあります。(産科・婦人科看護師)
尿漏れ対策としては骨盤底筋運動といって、仰向けの状態で膝を立て、腰を上げてその姿勢をキープするやり方などがあります。この運動は安定期に入る16週以降に行い、お腹が張っているようなときは避けてください。妊婦さん用の尿漏れパッドもありますので活用してみてください。(泌尿器科看護師)

これ以上、体重が増加しないように低カロリーの食品や、腹持ちのよい低GI食品を利用してみましょう。尿漏れ対策としては、骨盤底筋を鍛える体操などを行うとよいようです。


2016/01/08

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)