仕事・働き方

切迫早産は遺伝する?産休までに仕事で注意することは?

早産の一歩手前の状態を、切迫早産と呼びます。家族が切迫早産を経験し、自身も切迫早産になるのでは?と不安に感じている妊婦さんから、切迫早産の予防法について相談がありました。看護師さんたちは、どのように答えているでしょうか。

プレママからの相談:「切迫早産が心配だが、仕事は続けたい。予防のためにできることは?」

妊娠19週です。 母は切迫早産と診断され、私を産む前の2週間、妹を産む前の1カ月、入院しました。妹も切迫早産で入院しており、 私も切迫早産になるのではと心配です。今のところ、定期検診では異常なしで、産休までアルバイトを続ける予定です。立っている時間が長いですが、仕事は楽しいので辞めたくありません。立ち仕事を減らすことが難しい状況ですが、切迫早産の予防のためにできることはありますか。 (30代・女性)

切迫早産と遺伝は関係しない

切迫早産は遺伝しないようです。切迫早産の原因についても教えてくれました。

同じようなで体型、骨盤の形や大きさが遺伝していれば、原因の一つと考えうることもありますが、切迫早産は一般的に、遺伝は関係ありません。切迫早産の原因は、妊娠中毒症、子宮の奇形や筋腫などの疾患、細菌の感染による絨毛羊膜炎などお母さん側の原因、多胎や胎児機能不全、羊水過多や羊水過少など胎児側の原因があります。また、これらに加え、ストレスや疲れ、運動のしすぎなども影響します。(産科・婦人科看護師)

下半身の冷えと無理は禁物

早産を防ぐために、気をつけるべき点をアドバイスしてくれました。立ち仕事はお腹に負担がかかるため、できるだけ無理しないようにしましょう。

早産を予防するためには、規則正しい食生活を送るというのが何よりも大切と考えます。規則正しく食べれば便秘にもなりません。便秘になるとお腹に負担がかかるため、できることでしたら回避したいものです。また、お腹を冷やしたりすると子宮が収縮してしまいますので、お腹を冷やさないようにしてください。(産科・婦人科看護師)
早産を防ぐためには、ストレスをためないことです。立ち仕事をしているのでしたら、時々、座らせてもらったり、休憩させてもらってください。仕事が楽しいのはよいことですが、お腹が張ったり、出血があるときは無理せずに休んでください。下半身を冷やさないようにし、中腰での作業や、重い物を持つことは避けてください。医師から制限がなければ、仕事を続けてよいですが、くれぐれも無理なさらないでください。(産科・婦人科看護師)
お仕事に関しては何ともいえません。立ち仕事をしていると早産のリスクは高くなります。これは立つことでお腹に力が入るためといわれています。動きすぎもよくないですし、本来であればこまめに休んだりするのが望ましいところです。負担の少ない業種に変えてもらうなど上司に話してみてはどうでしょう。楽しく仕事をされているのはすばらしいことですが、お腹の赤ちゃんを優先すべきではと、私は考えます。(循環器内科看護師)

切迫早産は遺伝しませんので、心配しなくてよいようです。切迫早産を予防するために、下半身を冷えと食事に注意しましょう。立ち仕事はお腹に負担がかかりますので、こまめに休憩をとるなどして無理をしないようにしてください。


2016/01/08

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