腹痛

安定期に入ってから謎の激痛が…原因は?赤ちゃんは無事?

妊娠中に痛みや出血があると、赤ちゃんに何かあったのかと心配になってしまいます。うずくまるほどの痛みに襲われることがあるが原因がわからないという悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの質問:「お腹を刺すような痛みがあり、お腹の赤ちゃんが心配」

安定期に入ってしばらくは大丈夫だったのですが、普通に仕事をしているときに、お腹を刺すような痛みに襲われることがあります。また時々、肛門痛がすることもあり、その度にお腹の赤ちゃんに何かあったのではないかと不安になってしまいます。まだ、胎動も感じませんし、痛みがあるときはうずくまってしまうくらいつらいので、それが何の痛みなのかわからないうえ、最近は出血などもあったので不安で仕方がないです。(30代・女性)

筋肉や靭帯が引っ張られることが原因

大きくなったお腹の重さに、筋肉や靭帯が引っ張られることで、お腹まわりの痛みが引き起こされるようです。腹帯で固定する、姿勢に注意する、適度な体操で骨盤底筋を鍛えるなどの対策が助けになります。

妊娠してお腹が大きくなることで、筋肉や靭帯が引っ張られて、恥骨やお腹周り、腰などに筋肉の痛みが生じます。安定期に入っているのでしたら、そろそろ腹帯を使用すると思います。腹帯や骨盤ベルトで締め付けないように、しっかりお腹を固定してください。(産科看護師)
骨盤のゆがみも原因の一つですから、歩くときや座るときも正しい姿勢を心がけ、床に横座りは避けましょう。横になるときは、膝を軽く曲げた状態で横向きになってください。抱き枕やクッションを利用すると、楽な姿勢がとれます。(産科看護師)
お腹が張っているときや出血があるときは安静が優先ですが、体調のよいときや、医師から運動の制限がない場合は、ストレッチや体操を行って骨盤底筋を鍛えるようにしてください。骨盤底筋を鍛えることで、安産につながります。また、急激に体重が増加しないように注意してください。(産科看護師)

出血を伴う強い痛みが、長期間続く場合は要注意

長時間の強い痛みに出血が伴う場合、切迫早産などのリスクが考えられるようです。早めの受診を検討するのがよいでしょう。

出血を伴うような痛みや痛みがひどくなる場合、切迫早産や子宮頸管無力症など早くに処置などが必要な腹痛が起きている可能性もあります。その場合はできる限り早めに受診した方がよいかと思います。痛みが長時間続き、痛みが強く出血を伴う場合は、とても注意が必要ですので、早めに対処するにこしたことはないと思いますよ。(内科看護師)
痛みが一時的で落ち着く場合は、落ち着いたからといって安心はせず、無理な動作を避けて仕事でストレスをためすぎないようにすることで、妊娠中期の腹痛を予防しながら仕事を続けるようにしてください。(内科看護師)

妊娠安定期における謎の激痛は、多くの場合、お腹の重さによって靭帯や筋肉が引っ張られることにより起きるようです。とはいえ、出血を伴う強い痛みが長時間続くような場合は、切迫早産などの危険が考えられるため、早めの受診を検討する必要があります。


2016/01/11

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