便秘

2016/01/12

妊娠21週で便秘と下痢の繰り返し…食事で改善するには?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠21週で便秘と下痢の繰り返し…食事で改善するには?

つわりが治まったかと思えば、今度は便秘の悩み。やっと排便があったと思えば下痢気味。なかなかすっきりしないお腹の悩みの原因と解決方法について、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

プレママからの質問:「妊娠中の便秘と下痢の改善のために気をつけることは?」

妊娠21週目です。つわりがおさまり、食欲が出てきたのですが、まだあまり量が食べられず便秘がちです。さらに排便するといつも下痢です。今までつわりがひどく、ほとんどまともな食事ができなかったので胃腸が弱っているのかもしれません。こういった症状は妊娠中によく起こることでしょうか。また便秘と下痢の改善のために食事や運動などで気を付けた方がよいことや、おすすめの食材などありましたら教えてください。(20代・女性)

妊娠中の便秘や下痢は起こりがちな問題

妊娠中の便秘の原因としては、腸の圧迫に加え、水分や運動の不足が挙げられます。また、下痢の原因はホルモンバランスや自律神経の乱れ。いずれも妊娠と密接な関わりのある現象です。

妊婦さんが便秘になる原因は、大きくなった子宮に腸が圧迫され腸の動きが鈍くなること、赤ちゃんの成長に多量の血液を必要とするため水分不足になること、運動不足になるためなどがあります。(産科看護師)
下痢の原因は、ホルモンバランスや自律神経の乱れによるものです。下痢といっても、1日に数回、水のような下痢の場合は、感染によって腸炎を起こしていると思われますから、すぐに主治医に相談してください。そうでなければ心配ありません。(産科看護師)

毎日の食事で改善していくことも可能

便秘でも下痢でも、消化酵素を含む食べ物や、身体を温めるものを積極的に摂るとよいようです。また、どちらの場合も水分補給をしっかり行いましょう。

改善するためには整腸剤を内服するのも一つですが、毎日の食事で改善したい人には、消化酵素を含んだ食べ物を食後や食事中に食べることがおすすめです。消化酵素は食べ物の分解、調整など大事な働きをしてくれ、キウイフルーツや納豆、りんごなどに多く含まれています。また、便秘や下痢を繰り返しているときは刺激のある物や冷たい物は取り過ぎないようにして、体を温める食事を取るように心がけてみてください。(内科看護師)
便秘のときは、水溶性の繊維質を多く含むものや乳製品、水分を多めに摂って、お腹のマッサージを行ったり、散歩や軽い体操を心がけてください。下痢の場合は、繊維質を含むものは控え、消化のよいやわらかいものをよく噛んで食べるようにしてください。下痢の場合でも、水分は摂るようにしてください。(産科看護師)
便秘でも下痢でも、妊婦さんにおすすめなのがタンポポ茶です。タンポポ茶には、胃腸を整えたり、ホルモンバランスを整えて血行をよくする効果があります。また、母乳の分泌を促す効果もありますので、授乳中にもおすすめです。(産科看護師)

妊娠中の便秘と下痢は、妊娠中に起こる身体の変化と密接に関わっており、妊婦さんにはよく見られるトラブルのようです。便秘も下痢も、毎日の食事に消化酵素を含む食材や身体を温めるものを積極的に取り入れることで、改善を図っていきましょう。


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