つわり

つわりの時期を過ぎても吐き気が…病気?解決法は?

時期的にはそろそろ、つわりが治まる頃なのに、いまだに吐き気がひどく、普通の食事がとれないという相談が寄せられました。このような状態が長引くと、栄養的に胎児への影響も心配だという悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの質問:「妊娠22週なのにまだ吐き気がひどいのは、つわりか?」

現在22週目です。一般的にはつわりの治まる時期ですが、いまだに普通の食事を取りますと2回に1回は食べた後に気持ち悪くなり、食べたものを吐いてしまう状態です。つわり時期と同じようにプリンやお菓子などで何とかしのいでいますが、子どものことを考えると、このままでいいのか悩んでおります。この吐き気はつわりの延長と考えてよいのでしょうか、それとも病気が疑われるのでしょうか。何かよい解決法はありますか。(40代・女性)

子宮が胃を圧迫して吐き気が続く人もいる

つわりの吐き気とは原因が違いますが、子宮が物理的に胃を圧迫することで吐き気が起こり、食事がとれない人もいるようです。無理して食べようとするとストレスになりますので、つわり時期と同様、食べられるものを少しずつ摂るようにしましょう。

妊娠のつわりのピークは妊娠8週目から11週目で、妊娠16週以降に症状は治まってきます。しかし妊婦さんによっては、妊娠後期や臨月まで吐き気が続く方もいます。これは子宮が大きく胃を圧迫して起こるもので、赤ちゃんが成長している証拠でもあります。(内科看護師)
お母さんが食べられなくても、赤ちゃんが成長していれば問題ありませんから、無理しないようにしてください。(産科看護師)
食べなければと思いがちですが、そのことがストレスになって、つわりを悪化させることがありますから、食べられるものを食べやすい方法で、少しずつ召し上がるようにしてください。プリンが食べられるのでしたら、果物のゼリー、冷やした茶わん蒸しやスープ、野菜のスムージーなどチャレンジしてください。できたてのおかずや、炊き立てのご飯のにおいで吐き気が誘発されますから、常温や冷たいものの方が摂りやすいと思います。(産科看護師)
食事や水分がとれているようですが、食事は固形物ではなく液状の野菜スープを作って食べてはどうでしょうか?スープでしたら、さらさらして飲みやすく気になっている栄養も摂ることができます。また、1回の食事量を減らして数回に分けて食べるのもよいでしょう。(内科看護師)

甘いものの食べすぎに注意して

お菓子なら食べられるということですが、順調な出産のためには、妊娠後期に甘いものを食べ過ぎないように注意することも大切です。

妊娠後期の甘いものですが、取り過ぎは体重増加や妊娠糖尿病の原因にもなりますから食べすぎには注意しましょう。洋菓子は和菓子に比べてカロリーも高くなります。体重増加により出産時に子宮口が開きにくくなることもあります。また吐き気が強くつらいときはかかりつけの医師に相談して吐き気止めなど処方してもらうのも方法です。(内科看護師)

つわりの時期を過ぎても、子宮が胃を圧迫して吐き気が続く人もいます。つわりのときと同ように、無理せず食べられるものを少しずつ食べるようにしましょう。とはいえ、妊娠後期になると甘いものを食べ過ぎないように注意する必要があります。


2016/01/14

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