胎児への影響

妊娠中期、お腹の赤ちゃんのために特に必要な栄養素は何?

妊娠中、お腹の赤ちゃんの成長のためにママが口にするものは、とても大切です。基本は和食を中心にといわれていますが、具体的にはどのような栄養素を意識して摂ればよいのか、看護師さんたちに尋ねてみました。

プレママからの相談:「お腹の赤ちゃんのためにママが食べるとよい食材は?」

27週になり、胎児の体型も日々でき上がってきています。産婦人科より「孫は優しい」というキーワードを教えていただき、上から順に豆類・胡麻・わかめ・野菜・椎茸(きのこ類)という、日本に古くからある食品群ということを認識しました。季節の旬な物や和食を心がけ、減塩・薄味に努力して、毎日カルシウムや鉄分など幅広く摂っていますが、特にこれは必要だという重要な栄養素や食品群があれば教えてください。(30代・女性)

鉄分、ミネラル、ビタミンなど何でもバランスよく

妊娠中、特に必要とされる栄養素は貧血予防のための鉄分、その他にもカルシウムなどのミネラルなどがありますが、これらを取り入れて何でもバランスよく食べることが大切です。病院から指導があったキーワードを参考に、色々な食材を万遍なく食べるようにしましょう。

何でもバランスよく摂ることが大切ですが、特に重要なのは貧血予防のための鉄分や、カルシウムなどのミネラル・ビタミンです。他にも赤ちゃんの成長に必要なたんぱく質を含む大豆製品、便秘予防のための繊維質など、ほとんどの栄養が必要です。わかりやすいキーワードを教えてもらったのですから、それらを基本に様々な栄養を摂ってください。(産科看護師)
妊娠27週以降は赤ちゃんもぐんぐん成長し、子宮が大きくなり胃を圧迫して胸やけなどが起こる時期ですが、ママや赤ちゃんのためにもカルシウムや鉄分は積極的に摂取したい食品です。(内科看護師)
重要な栄養素や食品群は良質なたんぱく質(肉・魚など)、カルシウム(牛乳・小魚・小松菜など)、海藻類、穀物類(米・パンなど)、鉄分(納豆・ほうれん草など)、果物類などです。これらをバランスよく摂取して、また、葉酸は妊娠初期に特に摂っておきたい栄養素ですが、食物での摂取は難しいので、サプリメントなどから補うとよいでしょう。(内科看護師)

薄味は妊娠糖尿病などを予防する

塩分や糖分を摂りすぎると、妊娠糖尿病などのリスクが上がるため、塩分控えめの薄味を心がけるのはよいことです。レトルト食品や脂肪分の多い食材など、妊娠中に食べない方がよいものについて、次のようにアドバイスいただきました。

減塩・薄味は、とてもよい心がけです。逆に摂らない方がよいものは、脂肪分の多い物やインスタント食品、レトルトやスナック菓子、炭酸飲料やカフェインを多く含むものやアルコールです。また食中毒になる危険を避けるため、旬なものでも生ものは避けた方がよいでしょう。(産科看護師)
産婦人科から指導があったように、日本食は洋食に比べカロリーや糖分や脂質が控え目ですので、妊婦さんには理想の食事です。塩分や糖分の過剰摂取は、妊娠糖尿病や妊娠高血圧の原因にもなるため、減塩は継続してください。(内科看護師)

鉄分やカルシウムなど、妊娠中に特に必要とされる栄養素はあるようですが、そればかり摂るのではなく、何でもバランスよく食べることが大切です。和食を中心に減塩を心がけ、甘いものや脂肪分の多いものを摂り過ぎないようにしてください。


2016/01/16

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