運動

お腹が重くなる妊娠後期でも、運動を継続したほうがよい?

臨月になると、お腹の大きさと重さで日常のさりげない動きもつらくなってくるものです。お腹が重くなり、続けてきたウォーキングが億劫だという妊婦さんに対して、看護師さんたちは、どのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「妊娠9カ月頃から運動がつらいが、したほうがよいの?」

現在、妊娠35週です。妊娠9カ月の終わり頃から腹部が重く感じ、動くこともつらくなり始めました。妊娠当初から続けていたウォーキングも億劫になってしまい、さぼる日が増えましたが、今の私にとっては、家事だけでも十分な運動に感じています。しかし、妊娠中はウォーキングがよいとしばしば耳にするので、やはり歩かなくてはいけないのかとも思います。お腹が重く感じても、ウォーキングは継続したほうがよいものでしょうか。(20代・女性)

お腹が重いのは正常なこと、つらいウォーキングは視点を変えて

予定日が近づくと赤ちゃんが下がり、お腹が重く感じられるようになるのは、正常なことです。ウォーキングが億劫なら、誰かと一緒にやってみたり、お腹の赤ちゃんと一緒に歩いているイメージで取り組むのもよいでしょう。

時期に差はあったとしても、お腹の重さは誰もが感じるもの、つらくなってくるものです。そのこと自体は異常ではありませんので、安心してください。(看護師)
予定日が近づくと赤ちゃんが下がってきますので、よりお腹が重く感じます。ウォーキングが億劫なのは、一人でやっているからかもしれません。もし同じような時期・状況の人がいるのでしたら、一緒に歩いてみても。ウォーキングを続ける理由は、病気の予防や体重管理など人それぞれですが、視点を変え「生まれたら、ここで過ごすのよ」「一緒に頑張ろうね」など、赤ちゃんと一緒にというイメージで取り組めば、意欲も違ってくるかもしれません。(看護師)

妊娠後期に運動をすることの意義とは?

妊婦さんに運動をすすめるのは、気分転換ができたり、スムーズな分娩につなげるためです。運動が無理でも、家で行える体操やストレッチ、家事で足腰を鍛えたりすることもよいです。無理のない範囲で身体を動かしましょう。

妊娠後期に運動をすすめるのは、股関節をやわらかくし、分娩時に骨盤を開きやすくするため、陣痛を起こりやすくするため。ウォーキングをすすめるのは、手軽に行えて気分転換にもなり、自分のペースで行えるからです。ウォーキングが無理でしたら、家で行える体操やストレッチを。家事なら、四つん這いで床拭き、調理で立っているときのスクワットなどが十分な足腰の運動になります。それも無理でしたら、普段の家事をこなすだけでもよいでしょう。(産科看護師)
妊娠中の運動は、体力を落とさないで分娩に臨むため、ということも一つの理由です。骨盤をやわらかくして子宮口を開きやすくするような、ヨガやストレッチなどもあります。自分にとってストレスになりにくい運動を取り入れることが、よいかもしれません。(看護師)

妊娠後期になると赤ちゃんが下がってきますので、お腹が重く感じたり、つらくなることは誰しもあることのようです。運動をすると気分転換やスムーズな分娩につながりますので、ウォーキングに限らず、無理のない範囲で運動を取り入れたり身体を動かすとよいようです。


2016/01/23

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