腹痛

妊娠32週、肋骨に鈍痛が…和らげるためのよい方法は?

妊娠してお腹が大きくなってくると、今まで体験したことのないような身体の痛みが起こることがあります。肋骨の痛みに悩まされている妊婦さんに対して、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

プレママからの相談:「肋骨の上部が痛むが、腹帯以外の対策は?」

現在、妊娠32週目です。3週間ほど前に仕事を退職し、日中は在宅ワークのために長時間パソコンの前に座っているのですが、右の肋骨上部に鈍痛があります。横になると多少痛みは引くのですが、身体を起こすとやはり鈍痛があり、食事のときも痛みます。休み休み仕事をしたり身体を動かしてはいるものの、なかなかよくなりません。下着を替えたり腹帯をしっかりとしたりと、できる範囲の対策をしていますが、もっとよい方法はありますか。(20代・女性)

ホルモンの影響やお腹が大きくなったことが肋骨痛の原因

妊娠中は、ホルモンの影響やお腹が大きくなることなどが原因で様々な痛みが起こりやすくなります。肋骨の痛みもその一つですので、予定日が近づけば改善されるでしょう。また、妊娠とは関係なく姿勢や肋間神経痛が原因の可能性もあります。

妊娠中は、ホルモンの影響や姿勢が悪くなること、大きくなった子宮に靭帯や筋肉が引っ張られることから、腰痛や恥骨痛、股関節痛が起こりやすくなります。肋骨痛もその中の一つで、特に妊娠後期になると、肋骨がお腹に圧迫されて痛みが起こります。個人差がありますが、予定日が近づいて胎動が減ってくれば改善されると思います。(産科看護師)
肋骨の痛みが出だしたのがパソコンの作業を始めてからだとすると、作業時の姿勢が関係しているのかもしれません。また、横になると楽になるということですので、肋間神経痛も考えられます。(看護師)

肋骨の痛みを和らげる方法について

パソコンを使用するときは、定期的に休憩を入れたり体操を行うこと。身体を冷やさない注意や骨盤ベルトの使用もよいです。痛みがあれば横になりましょう。湿布を使いたい場合や、妊娠以外のことが原因で痛みがあるのでしたら産科や整形外科を受診するのもおすすめです。

長時間パソコンを使用しているのでしたら、同じ姿勢を続けることも痛みの原因ですので、1時間に1回くらい休憩をはさみ、体操やストレッチを行ってください。身体を冷やさないようにすること、骨盤ベルトの使用は続けてください。胎動も原因の一つですので、痛みがあるときは姿勢を変えたり、横になって休んでください。湿布を貼ってもよいですが、妊娠後期には使用できないものもありますので、医師に相談してください。(産科看護師)
パソコンの作業が原因なら、もう一度、姿勢を見直してリラックスする機会を多く持ってみてください。肋間神経痛の場合は、患部を温めて血行を促進させ、神経や周囲の筋肉をやわらかくしてリラックスさせるとよいですが、状況によっては冷湿布で冷やした方がよい場合もあります。日常生活に支障があるのでしたら、まずは産科に相談をし、整形外科の受診をしてみることをおすすめします。(看護師)

妊娠中の肋骨痛は、妊娠由来のものと、姿勢や神経痛などが原因のものが考えられるようです。パソコン使用時の姿勢や休憩の取り方に気をつけ、身体を冷やさないこと、骨盤ベルトの使用などを心がけ、痛みがあれば休むことがポイントです。医師への相談も一案となります。


2016/01/24

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