子育て

2016/01/26

子どもの野菜嫌いが心配・・・上手に食べさせる方法は?

この記事の監修/執筆

管理栄養士西田 加奈子

子どもの野菜嫌いが心配・・・上手に食べさせる方法は?

野菜嫌いで肉ばかり食べる3歳児、健康への影響などが心配・・・

我が家の子供は3歳くらいの時から食べ物の好き嫌いがひどく、野菜や果物などがあまり好きでなく、肉類ばかり食べたがります。とくにファーストフードのナゲットなどが大好きで、外食の時はそればかり食べたがります。野菜を食べてもらえるように料理を工夫していますが、食べなれない野菜は食べようとしません。給食でも偏食が激しくて困っています。肉類ばかり食べていると健康にどのような問題が出てくるか心配で気になっていますが、このまま好きなように肉を食べさせていてよいのでしょうか。少し制限したほうがよいのでしょうか。また、野菜をうまく食べさせる方法があれば知りたいと思っています。

管理栄養士の西田加奈子先生の回答

お子様の好き嫌いが多いとのこと、毎日の食事作り頭抱えてしまいますよね。お子様が野菜嫌いな理由として、野菜の味、苦み、食感、色、形、食べられないという思い込みなどいろいろあげられますが、まだまだ克服可能な時期です。好きなものに入れたり、細かく刻んで混ぜたり、ペースト状にしたり、お母様が工夫した料理なら食べられるということでしたら、栄養面の心配もありません。毎日しっかり形のある便がでているようでしたら、野菜不足の心配も大丈夫です。まずは、野菜を食べることに自信をつけることからスタートしてみてください。ハンバーグの中にピーマンを入れたなら、「ピーマン食べられるじゃん!さすがだね!」などと、大げさに自信をつけてあげてください。また、ごまかさない野菜そのものの料理も出して、強制はせず、周囲のお母様、お父様が美味しそうに食べている姿を見せてあげてください。何度も何度もです。

そして、お子様が、4、5歳でしたら、もう身体のしくみのことも理解できる頃です。「○○くんがいつもいっぱい食べている肉って、早く走ったりするときに必要な筋肉になるんだけどね、野菜もいっしょに食べないと、ちゃんとお肉が筋肉に変わってくれないんだよ!これ食べられると、もっと足が速くなるかも!」と、実際に食べたら、そのあといっしょに走ったりして、野菜は身体に大事なんだということもお話 もしてあげてください。

また、お肉ばかり食べたがるということですが、できるだけ脂身が少ない赤身を選んであげてください。肉の脂肪分は将来のメタボや、腸内を荒らす可能性があります。ナゲットやコンビニの唐揚げなどは、やわらかくするために添加物が多く入っています。その食感、味に慣れてしまいますと、次第にかたい肉、自然な味の肉もあまり食べなくなってしまう可能性がありますので、たまになら良いですが、毎回は避けた方が良いでしょう。魚も食べられるのでしたら、魚料理、肉料理半々ほどで出してみてください。魚料理でも、唐揚げ風にしたり、甘酢あんをかけたり好きな味で、魚にも自信をつけさせてあげてください。魚は、脳、血液、メンタル、腸と成長する上で大事な成分豊富です。

お子様の好き嫌いは、お母様の気持ちを焦らせてしまいますが、食事作りは毎日毎日のことなので、力を抜きつつ、お母様も楽しみながら進めていってくださいね。お母様が美味しそうに食べる姿がお子様には一番です。


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