母乳の量

母乳が出すぎる…苦しそうだが成長すると上手に飲める?

出産後すべてのママが直面する母乳の問題。出ないのも心配ですが、出すぎて赤ちゃんがうまく飲めないという心配も。また、おっぱいがカチカチになると乳腺炎の心配も出てきます。あふれ出る母乳の対処法について、専門家に聞いてみました。

ママからの相談:「母乳が出すぎて赤ちゃんがうまく飲めません」

妊娠6カ月の頃からTシャツが濡れるくらい母乳が出ていました。産んだ1時間後には母乳をあげることができ、赤ちゃんも飲んでくれました。ただ、噴水のように出るため、赤ちゃんの口からあふれて苦しそうにしています。赤ちゃんが大きくなるにつれて、上手に飲めるようになるのでしょうか。また、量が多く、おっぱいがカチカチになるのですが、放置していると乳腺炎になりますか。(20代・女性)

授乳時には圧抜きを。成長とともにうまく飲めるように

生まれてまもない赤ちゃんはまだ吸う力が弱いですが、成長とともにうまく飲めるようになるようです。噴き出すときは圧抜きをしてから授乳しましょう。

赤ちゃんがもう少し成長すれば、吸う力が強くなり、母乳の分泌と赤ちゃんの飲む量のバランスがとれてきますので、もう少し頑張ってください。(産科・婦人科看護師)
お子さんのおっぱいを吸う力は未熟ですが、月齢が増えてくると吸う力も強くなってきますので、成長とともに上手に飲めるようになっていきます。(循環器内科看護師)
噴水のように出るのでしたら、授乳の前に乳首を指でつまんで母乳を少し出し、圧抜きしてから授乳してください。(産科・婦人科看護師)

搾乳で乳腺炎予防を。食生活の見直しも効果あり

カチカチになったおっぱいを放っておくと、乳腺炎になる可能性があります。搾乳し、母乳が残らないようにしましょう。食生活の見直しも効果があります。

授乳後に母乳が残っていると、乳腺炎を起こしやすいため、適度に搾乳する必要がありますが、母乳の出がよい人は搾乳の刺激でさらに母乳が分泌されます。残った母乳をどの程度出すかについては個人差がありますが、目安は20~50mlです。授乳後にしこりがなく、おっぱいが軽くなっているようでしたら搾乳は必要ないでしょう。カチカチに張るなら、乳腺外来や助産師にマッサージしてもらいましょう。(産科・婦人科看護師)
おっぱいがカチカチになると乳腺炎になる可能性があります。乳腺炎になると母乳の出は悪くなりますし、お母さんは痛いですし、よいことはありません。もしたまっている感じがあるのでしたら、搾乳をするなどして母乳がたまらないようにする必要があります。(循環器内科看護師)
乳腺炎を避けるには、吸わせる角度を毎回ちょっとずつ変えたり、食生活も脂っこいものや甘いものなどを摂りすぎない、水分を多く摂るといったことがあります。また、おっぱいマッサージなどを行うと、なりにくいといわれています。(循環器内科看護師)

母乳が噴き出すときは授乳時に圧抜きするのがよいようです。カチカチになったおっぱいは乳腺炎になりやすいため、搾乳し、母乳が残らないようにしましょう。


2016/01/29

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