おへそ

生後10週、出べそが成長とともに目立つように…手術が必要?

赤ちゃんの出べそは、かわいいですが親御さんにとっては、ずっと直らないのでは?と心配になることもあるようです。このまま放置しておいて直るのか、外科的手術が必要なのか?と悩む生後2カ月の赤ちゃんのママからの相談、専門家たちの意見はどうでしょうか。

ママからの相談 :「生後10週、出べそが目立ってきたが放置して大丈夫?」

生まれつき出べそだった娘。成長に伴って直ると思っていましたが、10週になった最近はますます出てきたように感じます。特に授乳を終えた直後や大きな声で泣いてお腹に力が入ったときなど、おなかが膨れて心配になります。入浴後の状態は、明らかにグリンとへその中身ごと出ている感じです。この時期の出べそは放置しておいて大丈夫でしょうか ?あるいは外科的手術が必要でしょうか ? (28歳・女性)

出べそになる理由とは?

出べそになったのは、へその緒の切り方のせいだといわれたこともあったようですが、根拠はないそうです。腹筋の発達によって、徐々に目立たなくなる可能性もあります。

赤ちゃんの腹筋に臍輪(さいりん)という穴が空いており、臍帯を通してお母さんとつながっています。産まれてすぐに臍帯を切ることによって臍輪も小さくなっていくのですが、この穴が小さくならず腸が脱出するのが出べそ、臍ヘルニアと呼ばれています。以前はへその緒の切り方が悪いと出べそになるといわれていましたが、根拠はありません。(産科・婦人科看護師)
出べその赤ちゃんは多くいます。赤ちゃんはへその周囲の筋肉が発達していないため、泣いたりお腹が膨らんだときは、へその部分が膨らみます。半年から1年ほどで筋肉も発達して目立たなくなりますので、今は様子を見てよいと思います。どうしても気になる場合は、乳幼児健診で先生に相談してもよいでしょう。(一般内科看護師)

1歳までは様子見で大丈夫

1歳を過ぎるまでは手術のことを考えずに、自然に改善するのを待ちましょう。

赤ちゃんが泣いたり力んだときに突出しやすく、ピンポン玉くらいに大きくなる子もいますが、破裂することはありませんので心配しないでください。へその手入れは病院から指導があったようになるべく清潔にして、オムツで擦れるようでしたらテープやガーゼで保護してください。赤ちゃんの肌は敏感ですので、保護の仕方は病院から指導を受けてください。(産科・婦人科看護師)
昔は5円玉を貼るとよいといわれていましたが、お金には雑菌がたくさん付着しているため、最近はやっていけないことになっています。寝返りやハイハイができるようになって腹筋が発達してくれば自然に改善するといわれています。外科的手術が必要なのは1歳を過ぎても改善されない場合、小学生になるまで待つという方針の医師もいますので、お子さんの成長を見ながら医師と相談してください。(産科・婦人科看護師)
1歳を過ぎても目立って気になる場合は手術をすることもできますが、就学前に治ることもあります。また、出べそが気になるからと絆創膏やテープで固定してしまうと、炎症を起こしたりかぶれの原因になりますので、放置しておくのがよいでしょう。へそが衣服に接触して赤みや炎症がある場合は、小児科の医師に相談するようにしてください。(一般内科看護師)

赤ちゃんが動き出して筋力がつくようになると、徐所に目立たなくなる可能性はありますので、1歳を過ぎるまでは自然に改善するのを待つようにしてください。


2016/02/03

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